セイギョウ松林です。プロ野球名手列伝:特別番外編をブログメイクします。
<古葉竹識氏の野球観>
私は現在のプロ野球界に古葉竹識氏こそ最も適切且つベースボール理念を持たれている野球人は居ないと思っている。それは機動力を使った攻撃(足にスランプ無し)と共に投手を柱にしたディフェンシブベースボールであった。また投手継投策が的確で選手の心理を心理学的に利用するなど知的な采配が目を惹いた。本来の日本プロ野球界に必要不可欠な定義を持たれる古葉氏に何らかの形でＷＢＣに加わって欲しいと言う強き思いからＷＢＣ目前に古葉竹織氏についてブログで語りたいと思う。
古葉竹識氏は現在、東京国際大学野球部の監督をされているが、嘗てはプロ野球選手として当時元、巨人、広島で活躍した名ショート白石勝巳監督の抜擢指導で広島カープのショートとして堅実に活躍した燻し銀な名選手であった。
☆1975年には広島カープを初優勝させ、幾度と日本一にカープの常勝赤ヘル時代、常勝投手王国時代を築いた正しく名将監督となる道のりとは如何にしてか...
∇70年代初頭まで広島カープは弱小お荷物球団と言われていたが、翌年広島カープのフロントは開き直りＪ.ルーツ監督をアメリカから招聘しアメリカ野球の定着に勤める。このルーツ監督を支えアメリカンベースボールを学び得たのが古葉竹識コーチである。諸事情がありシーズン半ばにルーツ氏はアメリカへ帰国してしまい後任、代行監督として古葉氏が指揮を執る事となる。そして1974年に広島カープを見事に初優勝に導いた
<若手底上げの機動力野球>
その後カープのベースボールが確立されたのは古葉氏の徹底したルーツ氏から学んだベースボール理論の改革であった。と同時に各球団にない継投策や斬り込み隊長・高橋慶彦氏、山崎隆三氏の機動力戦力を強化させ広島東洋カープ黄金時代を築き上げた。特に高橋慶彦氏には１番ショートで塁に出れば「失敗をしても良いから走って走って走しりまくれ！」と指示し見事なリードオフマンに育てた。
<クローザーに江夏豊投手を抜擢>
見事なまでのストッパーとしてカープを支えたのは阪神から各チームを渡り来た江夏豊投手のテクニカルピッチングが冴え渡っての日本一。そして投手王国を築き上げた。
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［古葉竹織］こば たけし1936.4.22
熊本県出身・専修大学から社会人を経て広島カープ入団。右投右打・遊撃手
(野球殿堂者)
南海ホークスなどでは一年、巨匠・野村克也監督の下でコーチとして野球哲学を学びを得て広島カープのコーチを務めた。
※日本のプロ野球界に必要な野球指導者最高峰である。是非ともプロ野球界にもカムバックしてほしい。
76歳、まだまだ頑張れるであろう。
来年春のＷＢＣ監督・山本浩二氏も
国際試合には古葉氏の厳しいベースボール哲学が必要不可欠である。
心中に有る事は間違いない。古葉野球の申し子である指導者は数多く球界には存在する。
<古葉野球の申し子>
山本浩二氏、衣笠祥雄氏、高橋慶彦氏らがそうである。私は彼らが古葉氏の残した古葉野球の継承者だと思っている。故えに山本浩二監督に期待を持ちたい。
古葉竹織氏はプロ野球界が改革される様、世界各国にベースボールを広める活動も(ＮＰＯ法人全国社会福祉事業援助協会・理事会長)されている程である。熱く、そしてとても厳しい鉄拳をも振るわれる情熱と野球愛情の深い古葉竹織氏に心底から志を熱く思える今日この頃である。古葉竹織氏こそ日本球界が世界に誇れる野球人だ。ＷＢＣの在り方を思いつつ...
<ベースボールを愛する全ての方々の健闘を念じて>
SEIGYO M.#00/セイギョウ松林
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