出国希望者による、自主出頭である。
この場合、一定の条件のもとで日本への上陸拒否期間が1年となる。

一人で行くのが不安だと言う方がおり、度々付き添うことがある。
中には前にも一度出頭しておいて約束通りに帰らなかった人もおり、そういう人は自主したところで5年もしくは10年間、入国できない。

また、正規での入国以外はこの制度の適用はない。すなわち、不法な手段による入国(偽造旅券など)では認められないということだ。
もっとも、初めての人がそういった手段を行使するとは思えないのだが。


最初の出頭後、現地大使館などで臨時旅券の発行を受けて再度出頭することとなる。
その後さらに2週間程度して帰国チケットを持って最後の出頭をする。


次回は、「労災事件」の最終回を予定してます。