脳梗塞・脳出血・パーキンソン病のリハビリ情報ラボ

脳梗塞・脳出血・パーキンソン病のリハビリ情報ラボ

埼玉県川越市で疾病・障害予防専門小規模フィットネスを運営している理学療法士が脳梗塞・脳出血・パーキンソン病・脳性麻痺・顔面神経麻痺の方に向けたリハビリ情報を発信しています。

埼玉県川越市にあるコンディショニングジムBlueFit(ブルーフィット)の代表で、

 

理学療法士の粟生田です。

 

 

 

 

 

 

 

本日は脳梗塞や脳出血の後遺症として多い、

 

手指の屈曲拘縮や筋の緊張を強めてしまう方に向けた

 

手指の伸展可動性の拡大と筋緊張の緩和のための

 

リハビリ・コンディショニングについてご説明します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、下写真のような姿勢、手と指の状態をしている方を多く経験します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

非麻痺側を縮めるようにして姿勢をとっており、

 

麻痺側の手足には注意がしっかりと向いておらず、

 

麻痺側の膝はダラッと外に倒れ、

 

足は内反尖足(つま先が下がり、足の裏が内側に向いている状態)となり、

 

足の裏は床にしっかりとついていません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、麻痺側の肘や手首、手指は曲がり、

 

筋の緊張を強め硬く、重くなっています。

 

それに対し、肩甲骨周囲やそこを支えている体幹左側の筋の緊張は低く、

 

腕の重みで肩が下がってしまっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに細かくみると、肘から先が手のひらが下を向くようにひねられ(前腕の回内)、

 

手首が小指側に傾き(尺屈)、

 

親指は小指側に引き寄せられてしまうことが多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この姿勢、この手指の状態だと、

 

麻痺側の手は自分の身体として感じにくくなってしまい、

 

その手や手指からは何かを触ったり、動かしたりしても、

 

触れたものや動きを感じ取ることがしにくくなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しっかりと手が開いたり、

 

そこから感覚情報を取り込むことで、

 

手指の屈曲拘縮や筋の緊張を強めてしまうことの予防につながります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのためのリハビリ・コンディショニングについてご説明します。

 

まずは手首と手指を適切な位置関係に近づけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手首はやや手の甲の方に傾け(背屈)、

 

親指側に若干傾けます(橈屈)。

 

母指は母指球からしっかりとひろげます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肘から先(前腕)は手のひらがしっかりと上を向くように伸ばします(回外)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その状態で手のひらを身体の横につき、

 

肘を伸ばしたまま手のひらに体重をかけていきます。

 

手のひらから感じる圧を、肘や肩関節でうけとる気持ちで行って下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この際、麻痺側の膝は外に倒れないよう真っ直ぐにし、

 

膝も90°程度に曲げた状態とし、足裏がしっかりと床面につくようにする。

 

こちらも手と同様に、

 

左のお尻や足裏から支えている感覚情報を意識しながら行ってみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

徐々に手への圧を強めたり、弱めたりするなど

 

感覚情報に変化を入れながら行ってみるのも有効です。

 

また、体が丸くなって行っていても、適切な感覚が促せません。

 

しっかりと体をおこして行って頂く方が効果的です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大事なのは指や手首をただ伸ばしたい方向に伸ばすだけでなく、

 

適切な位置で、適切な感覚を受け入れることを意識して行うことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感覚を受け入れることで、その情報が脳に伝わり、

 

過剰になってしまった筋の出力を抑制することにつながります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのため実施する際には、無理に急いで伸ばそうとするのではなく、

 

ゆっくりとした呼吸、ゆったりとした気持ちで、

 

手や姿勢、手足からの感覚に意識を向け、

 

手から受け取る圧の強弱の変化、

 

指や手首の筋の伸張のされ具合、

 

筋の緊張度合いの変化などを感じとってみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうすることで、手首や手指の筋肉の緊張が緩まりやすくなり、

 

関節拘縮や痛みの予防、可動域の拡大につながります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん筋の緊張が緩まりにくい方や、

 

やり過ぎたり、間違ったやり方を行ってしまうことで

 

痛みが生じてしまう方もいらっしゃるかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手首や手指の緊張が高い方や過敏性のある方は

 

接地部分にバスタオルなどをしいて行ったり、

 

圧の加え方を緩やかにして、

 

痛みなどに注意して行うようにしてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

12年のリハビリ経験をもつ健康・障害予防の専門家@あおだしんや

腰痛・膝の痛み・体力低下・運動不足、生活習慣病・脳梗塞・脳出血・パーキンソン病の

症状悪化の予防・コンディショニングのご相談もお待ちしています。

 

 

 

健康に不安のある方に向けたコンディショニングジムBlue fit(ブルーフィット)


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