曼珠沙華が季節を、教えてくれている秋

 

もう、ツツクツクボウシもいない

 

晴れた空が恋の物語の序章の入り口

 

口づけは天高く舞う鷹(たか)のように舞ってから

 

片手ハンドル、タオルに絡む秋風

 

仕事終わりの夕暮れ時

 

LINEじゃつまらない夜には

 

俺はお前の温もりを感じたく、お前を抱きしめる