官能小説
夏の夜。港の明かりを見ていた。あわく愛の色のように見えた。あなたに激しい口づけに私は身を委ねるだけだった。あっ…そこは…私の乳房を吸盤のように吸った。私は恋に落ちた少女のようになすすべもなく息をするだけで精一杯だった。水晶玉のように光輝いて青春時代を想った。あなたはスリスリと私の蕾をこすった。指でトンボを捕まえるようにぐるぐると…股に顔をつけ犬のようにくんくんと匂いを嗅いだ。いやらしい匂いだ。びちょびちょじゃかいか。舌を使い豆を転がした。あっ…私は徐々に理性を気の抜けたサイダーのようになり、欲望が私の身体と心を支配した。あなたの愛棒をペチャペチャと音を立てながら私はしゃぶりついた。むくむくと大きく固くなって血管も見えてきた、あなたの愛棒。私は四つん這いになり、両手を壁で抑え、アイスキャンディーのような解けるような快感が走った。あなたは指を九の字にして私のGスポットをスロットマシンにコインをいれるように入れた。蕾はユリの花のように蜜を一杯だし開花した。花瓶で飾ってるユリの花は人工砂浜のように自然じゃない。貝殻や小さなカニが生きているような自然体の砂浜がいい。夏の夜に開花したユリの花は優雅に咲き、港から停泊中の船は私のようだった。