お盆になると思い出す。お盆の過ごし方…
祖父母がいた頃は、お盆は祖父母宅で過ごしていた。迎え火を焚いて、御先祖様を
迎え、親戚が集まり、色々と話しながら食事をする。
御先祖様用の小さなお膳には、色々な食べ物が並べられてお供えされていた。
そして…
みんなで食事をする時に、必ず出てきたそうめん。そうめんの上に、
出汁の浸みた椎茸や油揚げなどが乗せられており、美味しい出汁が
かけられていた。
懐かしい…
そして、お盆が終わるときには送り火…
ご先祖様を見送る。
そして終戦記念日。
戦争に行っていた祖父は、幼き頃によく戦争の話をしてくれた。
アルバムの写真を見ながら…
その時は、よく分かっていないながらも、大変なことだったんだな…と、
感じていた。
今…
戦後生まれの親の時代になり、戦時中の話を身近な人から聞く機会は
なかなかないだろう…
私が経験した、お盆の過ごし方は貴重な経験だったんだな、と、
今にして思う。
そして祖父母が他界してからは、その行事を、長男である伯父が引継ぎ、叔母が同じように出汁から手作りした、そうめんを作る。
今年も実家のある宮崎では、親戚が集まり、楽しく話しながら、
そうめんをはじめとする、御馳走を食べて過ごしたとのこと。
懐かしい…
今の時代の子供達は、どうやって過ごしているのだろう。
私達は次世代の人々に、何を伝えられるのだろう。