過去記載の手順でサーバー基本環境は整いました。

では、実際にXCLをインストールしてみます。

http://sourceforge.net/project/downloading.php?groupname=xoopscube&filename=Package_Legacy_2_1_6.zip

からXCL2.1.6をダウンロードします。


XCLは世界中で広く使われているオープンソースのCMSツール?というかサイト構築プラットホームですので、是非知っておくことをオススメします。

概要はhttp://jp.xoops.org/ にて。


インストールはダウンロードしたファイル(ZIP形式)を解凍してweb側サーバーのドキュメントルート以下にアップした後にwebからアクセスして、後は出てくるウィザードに従って進めていくだけです。

詳しいインストール方法(と言っても極めて単純)は解凍してできるdocフォルダに記述されています。

ドキュメントにも書いてありますが、事前準備としてはXCL用のデータベース領域を作成しておくくらいです。

私の環境の場合はフロント(web)側とDB側のサーバーが分離されていますので、web->DBとコネクションが張れるように事前にテストをしました。

以下のような感じです。

☆DB側

1.XCL用databaseを作成

#mysql

#mysql>create database xcl;

2.DBユーザー(作成したdaatabaseに対する特権必要)の作成

#mysql>grant all on xcl.* to Hoge@ローカルセグメントのIP identified by 'password';

#mysql>flush privileges;

と言う感じでxclで使うdatabase領域「xcl」を作成してhogeにそこを自由に使える権限を与えます。

webとDBが一緒のサーバー上にある場合はローカルセグメントのIPを記述する必要はありません。

#mysql>grant all on xcl.* to hoge identified by 'password';

でOKです。

実際web側サーバーで、

#mysal -h DBサーバーのIP -u hoge -p

で設定したパスワードを入れて、

#mysql>

のプロンプトが返ってくれば接続OKです。


後はマニュアルドキュメントに従ってドキュメントルートにXCLをインスールして、

http://あなたのURL/で標準TOPページが表示されればインストール完了です。


※インストール中にDB環境を聞いてきますが、上記DB準備で行ったIDとパスワード、DBサーバーのIPを入れてください。デフォルトだとDBサーバーは「localhost」(同じサーバー上にある)になってます。

レンタルサーバーの場合はlocalhostでいいです。