就職が決まった祝いで酒を飲み、交通事故を起こした。

 

警察に捕まり、自分の人生は終わったのだと絶望する男だったが、

誓約書を書いただけで次の日には釈放されてしまう。

 

しかも警察は、運転して帰ってもいいとさえ言った。

 

本来なら罰金、そして免許証さえ取り消しになるのではないか?

 

翌日、事故の相手に謝罪へ行き、更に不可解な事態に陥る。

被害者であるはずの男は怯えた様子で、関わり合いになることを避けた。

 

一体、何が起こったのか?

 

男は唯一事情を話した母親を問い詰めるが……

 

っていう、DIY企画の短篇。

 

小さな謎を抱えて不可解に溺れる男の描写が良かった。

何より、男が真実を知って下した決断が良くてしんみりとするものがあった。

 

ほんと、そういう描写がうまい。