コンビで活躍していた作家の岡嶋二人、

その一人である井上夢人が岡嶋二人時代のことを描いたエッセイ。

 

二人がどのようにして出会い、岡嶋二人という名前で活動するようになったのか、

そして二人がどのように多くの作品を生み出し、どうして解散したのか。

 

当時のやり取りやメールといった文章まで開示されている。

 

で、文章が軽妙というか読み易いこともあって非常に面白い。

 

解散が近付くにつれて段々と重苦しくなっていくものの、

その辺りも余り飾らないというか、妙に分かる部分があってしんみりした。

 

とにかく賞を取る為に書かなきゃという切迫した重いやら、

より高い品質の作品を作る為にぶつかる姿やらは痛々しくもあるが、

そういった中であの作品が作られたのかーと感動すらした。

 

ただ、岡嶋二人作品のネタバレが多いので未読だと注意が必要。