平凡なサラリーマンの石崎とミステリィ部を立ち上げたミリアとユリ、
三人はとあるミステリィイベントの参加で出会う。
イベントはミステリィの館、そこで繰り広げられる謎を解き明かせば、
自殺したミステリィ作家の残した究極のトリックが手に入る。
館に着いた三人と他の参加者の前で、次々と不可解な殺人事件が起こるも、
事件は全てイベントで、誰一人本当に死んではいない。
ミリアとユリは馬鹿らしいとイベントをスルーして宿泊を楽しむが、
やがて一つの真相が浮かび、究極のトリックを求めて動き出す。
馬鹿馬鹿しい連続殺人のイベントは何を伝えようとしているのか?
自殺したミステリィ作家の残した究極のトリックとは何か?
石崎とミリア、ユリの三人が導き出す結末とは……
っていう、シリーズ物の一冊目を今更読んだ。
基本的に石崎とミリア、ユリの三人がボケと突っ込みを繰り返しながら進むけど、
その会話が割かし面白くて笑えるところも多かった。
特に事件の謎を解き明かす解決編で、他の参加者を煙に巻く展開は笑った。
まさかの伏線だったのかよ、と。
肝心の究極のトリックを追求する流れは冗長さもあったけど、
その真相はある理由から一人にしか分からないってオチも良かった。