とある島で繰り返されている婿を迎える為の儀式、

その儀式には四人の男が必要だった。

 

しかし過去の儀式では四人中三人が何者かにより殺害、

その後の儀式でも参加者に警告状が届くなど、決して穏便なものではなかった。

 

そして今回、参加者の不足から石崎が婿候補として儀式に参加することになるが、

石崎の元にも脅迫状めいた警告状が届く。

 

自身の身を守る為にも、過去の事件の調査を始めるが……

 

っていう、ひたすら過去の事件の調査というかお喋りで進む話。

 

忌まわしい婚礼の儀めいた謎はそこそこ気にはなるものの、

終盤になるまで儀式に参加しないし、それ自体もさらっと終わるので盛り上がりに乏しい。

 

七割くらいが過去の事件の資料を用いての検討会だし。

 

肝心の真相は皇帝のキャラクターもあって面白かったけど、

それが明かされるのも最後の数ページっていう、個人的にはいまいちな一冊だった。

 

ちなみに表紙がイラストになっており石崎とミリア、ユリが描かれている。

前の無機質っぽい表紙が割と好きなので少し残念。