警視庁にて変死体を取り扱う通称<サーカス>の三人、

一人は刑事、一人は鑑識、一人は監察医。

 

三人の前には常に特別な死体が現れる。

 

断食中なのに死因は食中毒、停電していたのに死因は感電死、

真夏なのに死因は凍死、砂漠なのに死因は溺死。

 

四つの変死体、その謎を<サーカス>の三人が突き止める……

 

ってな具合のコミカルな話。

 

近年の刑事ものシリーズっぽいが土橋は出て来ない、

そして内容もあからさまにコミカル路線で徹底されている。

 

被害者の名前は毎回同じだし、第一発見者も毎回同じだし、

<サーカス>の面々も面白おかしい様子で推理をしながら真相を追い求める。

 

そういった面から読みやすくはあるものの、四編が毎回同じ構成なので、

ちょいと物足りないところもあったかな。

 

何となく井上夢人の<風が吹いたら桶屋がもうかる>を思い出した。