例の土橋が出るシリーズで長編かと思ったら連作短編集みたいな一冊だった。

 

タイトルの通り天才動物行動学者が発生した事件に対し、

手掛かりである動物やら生物やらから真相を見抜いていくって話。

 

で、警察の捜査に介入ってことで土橋やらも登場する。

 

基本的には筋道を辿っていくだけというか、

事件に対して関連する生物のうんちくを披露しながら真相究明に至る。

 

ミステリ的な要素は薄く、かといって特別な面白味がある訳でもなかったかなー。

 

何より気になったのは主な語り部となる容姿端麗な女性。

関西弁なんだけど、それを文字にしたらこうも読みにくくなるのかって感じだった。

 

セリフに対してアクセントが思い浮かばないからか、

敬語と方言が混じり合って非常に読みにくかった。

 

一応、連作短編としての小さな事件とは別に大きなストーリーもあるけど、

いまいち現実味に乏しくて楽しめなかった。

 

ご都合主義すぎない? ってな感じで。

 

一つ一つの話がコンパクトにまとまっているので読みやすかったのは良かったけど。

 

ちなみに近頃の土橋が出るシリーズは誤字脱字がやたらと多かった印象だけど、

この一作は少なかったように感じた。