空に花が咲き、星は見えなくなった。

 

花は花粉病をもたらし、花粉病にかかった人間はやがて発症し、

ゾンビのようになって人間を襲い始めた。

 

秩序は崩壊し、至る所に死体が散らばっている。

そんな世界で、人々は再び星空を見ることができるのか?

 

ってな感じの SF的なお話。

千年を舞台に、章毎に語り部が変わって空の花と星について語られる。

 

最初の話に出てくる、絶対に星空を取り戻してやるって女子高生の意思が

およそ千年間引き継がれて到達するラストはなかなか良かった。

 

空の花を消す方法も救いがないように思えるけど救われてるし。

 

背表紙の紹介文というか、3.11 を~みたいのがなんか妙にもやもやするも、

笹井一個のイラストが良かったので結果オーライかな。