2023.12.14 

今日は1週間前に行ったCTの検査を聞き、手術内容を決定する日。

そして麻酔科の先生の説明も受けることになっている。


診察は午後からであるが、朝から気が重い。

最近あまりよく眠れていないせいか体も重い。

ため息をつく回数が増えている。


お昼頃に夫君と駅で待ち合わせをして、病院の近くの喫茶店で昼食を済ませる。

あまり食欲もない。

隣の席の若いカップルのような2人組の騒がしい声がやけに耳に入ってくる。

全部は食べきれず夫くんに食べてもらった。


予約時間になり受付を済ませると、まずは麻酔科の診察だった。

麻酔科の診察が10分くらいで終わり、産婦人科の待合いソファに座って待つ。

待っている間、麻酔科医の何気なく言った言葉を思い出し、もしかして…と悪い方に考えてしまってプチパニックになってしまった。

夫くんに鎮められる。(完全に私の間違った深読みだった)

30分ほど待って、診察室1に呼ばれる。

夫くんと一緒に入室し、カゴにバッグや上着を入れ、椅子に座ろうとしたそのとき、


Dr.「まず、良いお知らせから。CTの結果、明らかな転移はありませんでした。ステージで言うと1Aです」(確かこんな言い方だった)


えっ!先生早っ!でも良かった〜泣くうさぎ泣くうさぎ泣くうさぎ 

Dr.の言葉に安堵し、涙が出そうになるのを堪えた。

シマエナガは、まだメモの準備ができていなかったが、一早くに教えてくれたDr.の心遣いに深く感謝した。

気持ちが一気に舞い上がった。

全身に血が巡るような、ポカポカした気持ちになる。

Dr.が説明を続けるが、なかなか頭に入ってこない。


以下、聴取内容とパソコン画面からの覚え書き(振り返ると、あまり聞き取れてないオエー)



転移なし、ステージ1A

左卵巣内に留まっている

浸潤なし

リンパ節なし

肝表面に少量の腹水 播種結節なし

手術 1時間半〜2時間

左卵巣とる。




Dr.は、

転移や浸潤(他の臓器に滲み出ること)がなく、

左卵巣に留まっている状態なので、左卵巣の摘出手術をおすすめします

と説明した。

さらに図や絵を描いて詳しく説明してくれた。







開腹はなるべく小さい方が治りも早いが、腫瘍が大きいので、もしかしたら臍よりも上になるかもしれないこと。

腫瘍を取り出す時に他のところに触ってしまうと転移する可能性があるので慎重に取り出す必要があること。

腫瘍は卵巣に引っ付いているのではなく、内部にありそれが膨張している状態であること。

生検の結果は来年になること(腫瘍を取ってしまえば、急ぐ必要はない)

結果によって、今後の治療が必要かどうか決める。

4月職場復帰を目指して頑張りましょう。

などなど。

ざっと思い出しながら書いているので、少し違う部分があるかもしれない。

長々と書いたが、とにかく、

CTの結果、転移は見られず

左卵巣の摘出手術

に決定した。


とりあえずよかった。

1週間、生きた心地がしなかった。

診察室を出て、夫くんとひとまずの喜びを分かち合った。

仕事に行く夫くんと別れると、急にお腹が空いてきて、マックの三角チョコパイを買って帰った。