【日記】最終章 | 逆転裁判合同ブログ1号店

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■『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』一挙無料放送&殺人ワークショップ、コワすぎ!最終章上映会 | ニコニコ生放送


 「コワすぎ!最終章」を鑑賞。

 本当に好き勝手やったな、白石監督w

 白石晃士作品は、いわばクトゥルフ神話のように、違う作品で同じ世界設定を共有しているので、その辺をどこまで把握しているかで、楽しみ方の質が変わってくる。

 例えば、このコワすぎ最終章のゲスト宇野祥平さんは、同じ白石監督の「オカルト」という作品に出演していた俳優さんだけど、今回の「コワすぎ最終章」の中で、彼の正体がオカルトの「江野くん」であることを暗示するようなシーンがある。

 他にも、作品は違えど世界観を共有していると思われる作品が2つほどあって、「カルト」に登場する『霊体ミミズ』もそうだし、「ある優しき殺人者の記録」では、カメラを、コワすぎのカメラマン田代が握っているなど、関連性を伺わせる設定は多い。

 もちろん、後者の2本は見ていなくても問題ないが、「オカルト」に関しては、見ていたほうがいいと思える内容になっている。

 というか、見てないと意味分からんやろ、あのシーンは。

 そういう意味で、良くも悪くも白石晃士ファンに向けた作品という趣が強い。

 それを抜きにしても、今回ちょっと悪ふざけが過ぎるかなと感じる部分も多くて、ホラードキュメンタリーという体裁でやっていながら、笑いを取りに来た、という意味での「狙い」があからさまで、醒めちゃうシーンが多かった。

 まぁ、女性のパンツを脱がせる下りは、一周回っておもろかったけどw

 正直、作品としては、張り巡らせた伏線を綺麗に回収しきった劇場版で終わっていて良かったので、この最終章は、どちらかというと、ファンのためのボーナスステージという見解のほうが正しいのかもしれないな。

 というか、やっぱり「コワすぎシリーズ」は、ツッコミながら見るのが楽しいシリーズで、その意味で、ニコニコ生放送との相性が抜群にいいのだなと感じる。

 白石監督もそれを分かって、狙ってやっている感じが強くする。

 新シリーズ「超コワすぎ」も予告されて、白石監督の悪ふざけはまだまだ続きそうだけど、ここからどういう手を打ってくるのか、なんだかんだ、楽しみにしているおじさんだ。

 つーか、今度こそ、NEO様との共演を実現して欲しい。

 白石晃士ファンとして。

 つーか、「カルト」はマジで面白いから、見ろ。

 Gyaoで無料公開されてるから見ろ。

 今すぐ見ろ

(KAY.Sak)