児童を虐待から守る 長崎で児童相談所と県警が家庭への立ち入り訓練 | 児童虐待を機器で検知!児童虐待防止システム機器普及裏話

児童虐待を機器で検知!児童虐待防止システム機器普及裏話

児童虐待を機器で検知!のシステムを普及させるために、児童虐待防止システム機器普の裏話(苦労話を独り言のように呟くサイトhttp://jidou.gyakutai-dame.com/)

児童虐待の対応にあたる児童相談所と警察が連携強化にむけて長崎市の県警察学校で合同訓練しました。

 

 

父親役「わい、なんしよっとや」

児童相談所の職員が裁判所の許可を得て児童虐待のおそれのある家庭に強制的に立ち入る「臨検・捜索」の訓練です。

職員は警察官とともに外出先から帰宅した両親をなだめながら家に入り、両親を別々の部屋で説得し、児童を保護するまでの流れを確認していました。

訓練後には、法律上の問題点がなかったかなどを検討し、さらなる実務能力の向上を図っていました。

長崎こども・女性・障害者支援センター主事
「お父さんが窓口になって一番興奮するというのは想定できたので、お父さんがわーっとなっているけれども、ゆっくり言葉かけをしていこうと心掛けて対応しました」

大村警察署生活安全課 
「(お母さん役に)『なんで子どもを連れて行くのか』と怒鳴られたときには、自分の発言で児童相談所がやりにくくなってしまうので、その点が難しいなと思いました」

長崎県内では過去10年間で「臨検・捜索」を実施したケースはありませんが、2022年度の児童虐待の相談対応件数は過去最多の1,084件に上っています。