子ども達が昼寝をしている間、保育士仲間とノートを書いたり、製作をしたりしながらする話はほぼ恋バナだ。

職場恋愛はほぼ望めない環境故か、アプリでの出会いも恥じなく話せる。
セフレの話、二股三股の話も飛び交う。

私は今の保育園が4園目だが、ここまでオープンに恋バナをする園は始めて。

男性の先生がいない事、アラサー独身の女性が多い事が原因かと思う。


今日は、36歳女性の先生が昨日会った年収1500万円バツイチ男性の話で盛り上がった。

男性は43歳で、先生のターゲット年齢から少し外れていたが、年収に惹かれたので会ってみたそう。
「お店選びは任せるよ」と言われ、行きたかった焼き肉屋(¥9000/1人)を先生が予約し、楽しく食事。
食後、店を出た後、
「今までありがとう。君の婚活が上手くいくことを祈っているよ」
と男性が言い、先生の頭の中はハテナでいっぱいになったっていう話。

「えー、なにそれ?!時間の無駄ー!!」
他の先生が先生に同情の声を掛ける中、私は男性に同情していた。

高収入とはいえ初対面の女に9000円の食事を奢らされるのってどうだろう。
ましてや、世間では低収入といわれている保育士の女に。
美容にお金をかけているようだが、すごく美人という訳でもない36歳の女に。

私なら、初対面の相手との食事はジャンルのリクエストしかしないし、
お店を選んでって言われたら高すぎないピザのお店にするかな。


アプリをやっていると、役員やコンサルなど聞こえのいい職業の高収入男性がゴロゴロいる。
私は正直彼らのプロフィールの年収欄は信じていない。
彼らの胡散臭さいプロフィールより、自己紹介文と写真を見て直感で決める。
自分でいうのもなんだが、今のところ直感はあまり外れず、いい相手をひいてきたつもりだけど...

会ってみると惜しい人ばっかりなんだよね、この前のケンケンさんのように。

しっくりくる人に出会うことの難しさを日々感じている。
婚活は修行のようだ。

結婚したい。