7月5日金曜日。
数日前に
成田祇園祭のことを知る。
梅雨時にお祭りだとは。

でも今年は空梅雨傾向で
この日も目眩が
しそうなほどの晴天。

健康診断と業務で行った都内。
業務を少し早めに切り上げて
成田空港行きの電車に乗車。
成田で下車すれば
同じ目的の多くの
ティーンエイジャーたちも下車。

駅前のロータリーに
出発待ちの山車(だし)が
交通安全の呼びかけ。
時刻は18時を過ぎていて
夏至を過ぎても
依然明るいまま。


横断歩道の信号は

いくら待っても赤のまま。

諦めて駅前のベンチで

腹ごしらえでもと

リュックから食べ物を

出そうとした途端

隣席に座る男性から

道を尋ねられた。


聞けば沖縄から出て来て

この日だけ成田泊とのこと。

お互い方向音痴で

しかも祭礼で更に

道が分かり辛い状態。

交通整理の警官に

私主導で訊きに行く。

「こりゃとんでもなく遠いよ」

と警官。


歩くと言っていたけど

シャトルバスを思い出し

「美人さんに会えて良かった」

(当然社交辞令)

と握手を求められ

笑顔でお別れ。


駅前のワイヤードラゴンの

オブジェ2体は手に玉を持つ。



参道へ入り歩くと

冷やしフルーツを目にして

メロンを購入。


軒先で面白い物を扱うお店。


建物の2階からは

釣竿に千円札を括り付け

山車や歩行中の知り合いに

心付けとして渡す人。


そこをここで最初に見る

山車がエイサーエイサーの

掛け声に合わせて

通過する。


山車(だし)の上から

釣竿の千円札に

手を伸ばす人。


22秒


そのあと違う山車の

先頭に立つのは

大きな扇を掲げる人たち。


段々日も暮れて

山車の電飾が点灯しだす。


危ないけれど

見応えがある。


15秒



「なごみの米(ヨネ)屋」の

軒先ではミストを撒いていて

涼しかった。


ここで買い物をして

荷物を預けて

再び見て回る。


20秒

電飾付きの衣装が

印象的。





交通規制で成田山

新勝寺へは

裏道の山道のような

竹林の横をひたすら下る。


山門に到着。



暗い場所での出店。
迂回しないと
境内地へは入れず
時間もかかるので
旧い参道から戻ることに。


古い街並みが

良い感じ。


有名な鰻の店
川豊は店仕舞いの
準備中。
軒先で鰻を捌く実演を見せ
外から鰻の調理も見える店。



手焼き煎餅屋に

心惹かれて

1本購入して食べ歩き。

香ばしくて少し柔らかく

美味しかった。


干支のオブジェが

歩道のあちこちに。


進むのも戻るのも

難しい中

ようやく帰途に就けた。

こんな人だかりに

身を投じたのは

コロナ以来初めてだった。

あれから1週間経過するも

熱中症気味にはなったものの

コロナは大丈夫。


拝借画像

成田市