俺はブラックスリー、正式名称じゃないなぁ生姜の使い魔で武器的な属性は銃だ

金欠の俺にはアドゾンビがないと生きていけねぇ。んだが、

ロンローとか言う黒い馬にそれがゾンビ倒して換金できること目的ならもうそのアプリは、充電して端末の電源つけたら即削除した方がいいって言われちまった。

なんでそんなこと言われちまったのかはアドゾンビ03を読んでくれ、


あとロンローは、今の職場を辞めた方がいいってことと、巣?馬小屋まで着いてきたら1万キャロットペイ俺にくれるって言っていた、

おいおい怪しすぎだろ
とはいえ俺はこの悪魔みたいな馬に助けられた、もしこなかったら今後俺は声を失ってしまって障がい者雇用枠に…

いやそれどころか今の職場で置いといてもらえねぇんじゃないか?俺非正規だしな。そうなったら開発者が残した巨額(25万キャロットペイ)の借金が返済できなくなっちまうから…本当どうなんのかひたすら悪いようにしか考えられない。




ロンローM.O🐴「さてと…ここが僕の巣に繋がってる場所ブィィあと、ロンロー教の…ヘッドオフィス?(本社)っていいのかな。」

ブラックスリー「はぁ、おい あて(待て)ただの壁だぞ、マンションの裏の…」

ロンローM.O🐴「まぁそうブィィなぁ、まぁ蹄を当てたらこう壁が消えて入れるブィィ、僕が通り抜けたら標準設定だったら5秒で元に戻ってしまうからひとまず背中から落ちないように。」

何やら壁がから暗いが真っ暗ではない、横にたいまつの火…じゃないな弱い光でLEDライトらしきものがついていたで、…通路?じゃないな、大きなエレベーターのようだがボタンらしきものはない部屋だ。

そのままその空間に入って行った。

ロンローM.O🐴「まぁ入って見てもらったらわかるブィィけど音声操するエレベーターみたいな感じ、僕ら馬って4足歩行だからパネルだったら、弱いながら魔力なりを使わないとキツイ場合あるブィィから」

ブラックスリー「!!…音声操作ってわけかだけど
おう(どう)操作するんだ?」

ロンローM.O🐴「まぁ見てるブィィ “1002-Lヒートデーモンです”」

室内音声「ヒートデーモン様、お帰りなさいませ」


ロンローM.O🐴「ひとまず僕の厩舎まで飛ばして欲しいブィィ」

室内音声「かしこまりました」

ロンローM.O🐴「少し揺れるブィィよ。あと煙が出てくるから。」

そういいきったと同時くらいだった。この部屋の下から白っぽい霧?色のついたガスのようなものが出て視界が全く効かなくなった
でもって、まるで車で悪路でも走ってるみたいに揺れた

ブラックスリー「おい大丈夫かこれ、何も見えねーよ」

ロンローM.O🐴「うーんまぁ少なくてもブィィブラックスリーと、僕が入れ替わってしまうってことは起きないかなぁあと怪我したってケースも聞いたことないブィィ」

ブラックスリー「こん…中で …入れ替わっちまうとか おほ(恐)ろしすぎだろ!…通勤で使ってる電車の方がまだ快適だぞ」

ロンローM.O🐴「いやだからそれはないブィィから、!ってえぇアレより快適!!流石に通勤電車の方が地獄ブィィ前世でちょとしか乗ったことないブィィけど

でも、僕は好きでこの音声操作のエレベーター使ってるブィィ。他に行く方法あるけどけっこうエネルギーいるから」

ブラックスリー「…こんなの毎回好きで使ってるとか正気か」

さっきヒートデーモンとか音声がなってたな…コードネームか?なんかか がやはり、悪魔の言っていることは俺には理解できない、
巣まで来たら1万キャロットペイくれると言っていたが、到着するまで俺は無事だろうか?

音声案件「間もなく到着致します、前方に真っ直ぐお進みください。」

ロンローM.O🐴「さてと、まぁこのまま真っ直ぐ数メートル進むブィィ」

ブラックスリー「…大丈夫かよ」

数メートル進んだら霧かガスで全く効かなかった視界が回復して少し離れた場所…50mほどのところに馬小屋があった、全長は…30mくらいだろうか?
その周囲は芝が生い茂っていた…って言っても競技場の芝みたいに手入れされてる感じだ。

ブラックスリー「!??」

ロンローM.O🐴「流石に厩舎の中まではいけないブィィな…来て。あの1番奥がまぁ僕の巣になるところだ」

ハイシャンC.Na🐴「あらロンローお帰り。誰か連れて来たのね。」

ロンローM.O🐴「ただいまぁC.Na喋れなくなってた生姜さんを助けただけブィィ、今は何とか喋れるブィィけど…あっちの時間で1ヶ月か2ヶ月休養がいるらしい」

ハイシャンC.Na🐴「まぁそうなの、…この子シズナが言ってた男の子にそっくりねもしかしてあなたブラックスリー?かしら」

ブラックスリー「えっわっあんで(何で)アンタ知ってるんだ!」

ハイシャンC.Na🐴「あなたのこと心配してて、色々教えてくれたわ。…」

ブラックスリー「は…えっおめん(ごめん)ロンローこの牝馬(オンナ)ちょっとこぉわい(怖い)んだけど」

ロンローM.O🐴「わーそれはちょっと取り消して欲しいブィィなぁ、あと心配してくれたシズナに対して失礼ブィィ」

ハイシャンC.Na🐴「あらごめんなさい、確かに怖がられて当然だったわ、私はハイシャンC.Na[シー.ナ]ロンロー教の巫女長よ。」




まぁ確かに、誰かわからないから名前言ってくれた方が嬉しいんだが…俺がハイシャンC.Naに怖いって思ったのはそこじゃなくて

何で俺のことを知ってる。…シズナは優しいがおしゃべりだとその時は思ってしまった。まぁおしゃべりなのは悪く言った場合のシズナの特性なのかもしれない。考えるより先に動いちまうって言ってたしな。

ひとまず俺も自己紹介しておこう。

ブラックスリー「あぁ俺は…ブラックスリー。アドゾンビに生活かけてプレイしてきたけど…

ロンロー🐴に、そのアプリは…電源つけたら即アンインストールした方がいいって言われちまったよ」

ハイシャンC.Na🐴「私でも同じこというわね、楽しくてそのゲームやってる訳じゃないんでしょ。」

ブラックスリー「…俺にはそもそも”楽しい”が何なのかあぁ あかあない(分からない)‼️やべ、喋れて あか(なか)ったぞ」

ハイシャンC.Na🐴「無理しないで」

ブラックスリー「…なら無理しないそれもなんかよくわかんねぇかも、…はぁ俺さ開発者に名前もつけられなかった欠陥品、シズナだったらベージュっぽいのに水色のアあえん(楕円)デザインがある、…正規雇用の使い魔だ、だけど俺…バーコードあ(だ)、

意味なくその下に9999って連なっえ(て)るからただのあ(バ)イトだ、…無理してないと永久ええし(停止)だ」

ハイシャンC.Na「…この子昔のロンローみたいじゃない?」

ロンローM.O🐴「いやぁ…それはちょっと違う気がするブィィ……あっあぁ…もしかしてブラックスリーの触手(銃口)部分に斑点が3つだからブィィか?」

ハイシャンC.Na🐴「あっあら本当だ!斑点3つじゃない‼︎…でもそれもあるけど、性格的に、無理してるのが分からないところとかそっくりね、周りを頼らないしこっちから助けようとしても突っぱねて、何この馬って思ったわ」

ロンローM.O🐴「…それを言ったらC.Naもあるブィィ。けど、そんな気がする。…ちょっと1万キャロットペイ渡す前に聞いておきたいことがあるブィィ」

ハイシャンC.Na🐴「!!?ロンロー彼に何する気なの?1万(キャロットペイ)じゃ足りないわ、借金の利息分にもならない。」

ブラックスリー「何でそんなことまで
い(知)ってるんだよ!確かに開発者が残した25万キャロットペイの借金があってする…毎月1850キャロットペイあ(だ)でもって…そのう い(ち)の 1200はいそく(利息)」

ロンローM.O🐴「返しても2/3が利息ブィィかぁ、んで元々の借金はいくらブィィか」

ハイシャンC.Na🐴「シズナから聞いた額だと25万キャロットペイって言ってたわ。ブラックスリー。それで合ってるかしら?」

ブラックスリー「あぁ…」

ロンローもハイシャンも、借金の額に驚きはしなかった、んでロンローは首を左右に倒して何かを考えていた。

ハイシャンは彼の様子を伺ってるようにロンローを見ていて蹄を触っている…仲がいい夫婦だな。結婚してるかはともかくこりゃ事実婚だと俺は思う。



1万キャロットペイ ポンと出しちまおうと思ってる周囲にいる奴は違う。さっき声失っちまった俺に、500キャロットペイ強の治療費を[思ったより安かった]って言ったし…俺だったらそれは1ヶ月の生活費より若干多いくらいの額になっちまう。

だからあの場でロンローがメンテナンス場(使い魔版の病院)まで連れて行ってくれて声が何とか戻ったが俺が治療費俺負担だったら、1ヶ月以上タダ働き…いやそもそも1ヶ月半とか2ヶ月働くなって言われちまってるのにどうすんだよ

マジモノの”詰み”はどこなんだか

とまぁ俺も色々と考えていた

ロンローM.O🐴「うーんとりあえず紙に書き出してみるブィィ、それとブラックスリーの選択によってはビニシを呼びに行った方ががいいかもしれないブィィ」

ハイシャンC.Na🐴「そうね、一旦書き出してみましょう。でブラックスリー、あなたは借金返したい?無くしたい?」

ブラックスリー「!!?無くすってどういうことだ」

ロンローM.O🐴「債務整理とか、自己破産って知ってるブィィかぁ、自己破産だったらやったら借金は実質チャラになるブィィけど、…多分そっちの通常時間単位で5から10年クレジットカードが作れなくなるし、何か乗り物あったらそれは持っていかれる(没収される)場合があるブィィ」

ブラックスリー「…おいおいなんか犯罪してねぇのに前科ものみたいな感じじゃないか失うものはあんまなさそうだけど」

ハイシャンC.Na🐴「そうねー、でも助けてくれる相手を拒むのは罪かもしれないわ。無自覚だったかもしれないけどそれが、あなたも周りも苦しめてたかもしれない」

ブラックスリー「…そっか確かにそう考えたら緩い刑罰だな、緩い刑罰は逆に…い(し)んどそうだから俺…は借金を返す方を選ぶ。」

ハイシャンC.Na🐴「OK、ならビニシちゃんは呼ばなくても良さそうね」

ブラックスリー「ビニシ…って誰だ?」

ロンローM.O🐴「ロンロー教の顧問弁護士ってところブィィな、お金がなくて借金まみれで自己破産とかするにも、弁護士費用がかかるブィィ普通にやったらだいたい2000〜5000キャロットペイが相場だ」




ブラックスリー「…鬼畜すぎだろ お(そ)れ!毎日の ううい(食い)…ぶちすらギリギリな状態の奴に払える訳ねぇよ」

ロンローM.O🐴「だから、彼女呼んだらその費用は済むブィィ、毎月6000キャロットペイ(55万円くらい)で雇ってるブィィから」

ブラックスリー「あぁいやでも、俺そのロンロー教?…の社員?従業員の……ううか(使)い魔じゃないんだけど」

ロンローM.O🐴「あっつまぁそうブィィだけどシズナが心配してたし、話聞いてやばいなぁって思った」

ブラックスリー「なら、ロンローが喋れなくなっちまった俺の側に来たの ああ(は)…シズナから聞いてだったのか」

ロンローM.O🐴「いやそれは本当偶然ブィィ。だけど偶然は日頃の習慣で勝手にやってくるブィィから……勝手にやってくる気がするから、なんかあったと思う。さてと書き出せたブィィ」

そういうと、魔力で書き出したであろう紙が巨大化した、A3!?いやA2とかのサイズ、くそデカくなった。


ロンローM.O🐴「ブラックスリーが抱えている借金は25万キャロットペイ、これは1万2千キャロットペイを大きく上回ってるから、年利で15%以上は違法ブィィな、つまり年利はMAXで3万7500キャロットペイを超えないはずだから毎月、1850でうち1200が利息…よって年間の利息は1万4400キャロットペイ年利は、計算上5.76%」

ハイシャンC.Na「利息だけ見たら違法じゃないわね…」

ロンローM.O🐴「そうブィィな、むしろ年利6%にも満たない貸付けは消費者金融とか的にかなり良心的だけど、彼の返済能力を考えたら…馬一頭で100トントレーラーを引っ張るようなもんブィィ、し消費者金融の貸し付け上限額は…9万キャロットペイ円で800万円借りるよりわずかに多いけど、
とりあえず消費者金融で25万キャロットペイは普通なら借りられない…はずあぁ25万は銀行から借りたブィィか?

あと、毎月どうやって返済してるブィィか?」

ブラックスリー「どこか…なんか マジ…あかんねぇ(分からねぇ)、なんかガラ悪い奴らがやってきて、札の枚数数えて帰っていく」

ロンローM.O🐴「グレー!利率は合法だけどかなり黒に近いグレーブィィ」

ハイシャンC.Na「きっとそれだと、法的に借金無くしても意味なさそうね、取り立が来るわ。どうするロンロー。」

ロンローM.O🐴「うーん”デスゲーム”一回やるか僕が何回か競馬走ってその賞金で…って僕じゃなくて彼の問題ブィィ、ブラックスリーに聞いてくれ。」

ブラックスリー「なら…”デスゲーム”で」

ロンローM.O🐴「…分かったブィィ。そっちの方が賢明。 だってさC.Naデスゲーム希望らしい。」

ロンローは、悪魔みたいな笑みをした…まぁ元から悪魔なんだろうが、善良な心を持ったヴィランなんだろう

ん!待て待て俺何でデスゲームやりてぇなんて言っちまってるんだ!おかしいだろ?確かに取り立てもガラ悪いし、名前をつけてくれなかった開発者も嫌いだ

が殺すほどじゃないし、第一1人でも、懲役刑、2人3人やったら確実死刑とかだろ殺したら?まずいって

そしてハイシャンも動揺しなかった。

ハイシャンC.Na🐴「あら?オドオドしてどうしたの?」

ブラックスリー「いや、おりゃー(そりゃぁ)オドオド…しちまうって、誰か死ぬん あ(だ)ろ?」

ロンローM.O🐴「あぁいや違うブィィ…殺しはしない、他宗教なんだけどキリスト教で…僕らと同族の悪魔が誰か殺した数はたった10人ブィィつまり…あんまり悪魔とか鬼ってのは本来殺さないんだ。だって死んだらそれで終わりブィィから、殺さずに如何に苦しめるのが仕事ブィィ」

ハイシャンC.Na「蝋◯形の館の唄でも、蝋人形の姿にしたけど、殺してるってわけじゃないからねぇ」

ロンローM.O🐴「聖◯魔IIの唄ブィィ!アレ好き!」

ブラックスリー「はぁーなるお(ほ)ど…じゃぁデスゲームってのは?」

ロンローM.O🐴「アイディア的にはいいと思ったブィィな、」

まぁ少し安心したような、してないような…でもさっき口が滑っただけだ、やっぱ喋れなくなっちまってたから後遺症はないって言われたが…少ししばらくはこの調子かもしれねぇ。

アドゾンビやりまくっちまったのが原因だが…それをしてないと俺が使う生活費が稼げねぇんだ。

ハイシャンC.Na🐴「…ねぇ彼にタダで1万キャロットペイ渡すつもり」

ロンローM.O🐴「あぁそうブィィ…いやロンロー教の運用資金じゃなくて僕のポケットマネーブィィ問題ないブィィよ」

ハイシャンC.Na「問題はないけれど…ロンロー教の使い魔として雇ったら?」

ロンローM.O🐴「確かにさっきブラックスリーに今の職場辞めた方がいいとも言ったブィィけど

今はまだうちで雇うのはダメブィィ。彼は1ヶ月半から2ヶ月(通常時間単位で)休まないといけないブィィから…だから雇うならこの先2ヶ月休養期間中一切の労働をせず休養することが条件ブィィかな、でその間に気が向いたらでいいブィィけど…デスゲームの内容について考えてて欲しい」

ブラックスリー「……アイディア考えるのは労働にならないのか?…それと おえ(俺)なんか無能…あと(雇)って何になるんだ」

ロンローM.O🐴「デスゲームのアイディア義務じゃないブィィ、気が向いたらでいいブィィ、

えっ誰が無能ブィィか?もし無能だって思うなら主演男優賞取れる勢いブィィなぁ、だって

ブラックスリー自身が無能の役演じてる自覚ないってことブィィだから役に入り混んでる自覚がない」

ブラックスリー「あっ(はっ)主演?…おおいう(どういう)ことだよ!俺なんか無理 あ(だ)」

ハイシャンC.Na🐴「私なら主演女優賞ね!」

ロンローM.O🐴「そうブィィなでもって僕も主演男優賞ブィィなぁ、…皆主演ブィィ!モブや脇役は物語でそのキャラにスポットを当てる時短のためってだけブィィから」

ブラックスリー「俺が主役?…意味が分からないぞ?、…俺はただのアドゾンビで おんび(ゾンビ)殺し回って…るだけの動く銃器で、開発者の借金…返すためだけの ええんさい(返済)装置の生姜だ、」

ロンローM.O🐴「本当にそう思ってるなら、悪いけど君に1万キャロットペイ渡すのは無しブィィ。その後の雇うって話しも…今のは本気ブィィか?

主役になれる選択肢があって、脇役や影武者になるならいいけど今の状態だったら、ブラックスリーは自分自身の生涯を生きてないブィィ…まぁ使い魔って厳密には生物じゃないブィィけど、今、君自身を生きているか?」

ブラックスリー「…生きれてなかった…から俺自身を生きてぇな…はぁでも…」

ハイシャンC.Na🐴「でも何?!」

ブラックスリー「俺…疲れた。」

ハイシャンC.Na🐴「はぁ何よそんな。こともうロンロー彼早く連れて行ってあげた方がいいわ」

ロンローM.O🐴「あぁそうブィィなゴメン、厩舎…僕の巣に行くまでに大分時間がかかってしまったブィィ」

そしてその後厩舎の1番奥の馬房、ロンローの部屋に入った。

見かけただの馬小屋だったが入ったらまるで違った。城…というのは比較的小さめだが、まぁタワマンのある部屋みたいな感じ

ロンローは家具内を探し始めてある、引き出しからキャロットペイがぎっしり入っていた、全て100キャロットペイ紙幣だった、2万いや3万枚はこの中に入っているかもしれねぇな なら300万キャロットペイ…俺の借金12回返せちまうじゃねぇかよ
人間の通貨で2億7か8000万円…か?

びっくりして俺は覗き込んじまってた、一生かかってもこんな大金持てる気がしねぇ

ロンローM.O🐴「あぁこれ僕の全財産の30%くらいブィィ…他のは投資に回してるけどまだまだお金持ちって域じゃないブィィなぁ…

でもここからじゃなくて、プレゼント用のお金が…10万キャロットペイ入ってたはずどっかにアレーどこブィィかなぁ さて厳重にロックしておくブィィ。」

ブラックスリー「??はっ金のプレゼント…ってどういう おおと(こと)だよ」

ロンローM.O🐴「いやそのまんまの意味ブィィプレゼントだ、ひとまず気になった誰かがいたら、毎回1万キャロットペイずつ渡してるんだぁ。あっあったブィィこっちの袋に写したの忘れてたブィィだ」

ロンローは10万キャロットペイの袋の中から1万キャロットペイ(100キャロットペイ札100枚の札束を)ポンとくれた

ロンローM.O🐴「あっ、そこに充電器あるから充電してもらって起動したら…」

ブラックスリー「えぇっとアドゾンビの削除だったな」

ロンローM.O🐴「そうそう、で仕事先への連絡は…どうするブィィか?着信履歴が入ってたら返した方がいいけど…」

やばい、何なんだこの金持ち馬は…あぁそういえば教祖って言ってたな、社長みたいなもんだろうか?

俺は端末を起動したら今までやりざるを得なかったARゲームのアドゾンビをアンインストールして職場に連絡をしてみたが…喋れなくなっちまってる症状が残ってたのもあって、うまく喋れず「とりあえず午後から出てこい」と言われてしまった。元から声を出してはいるが小さいってよく注意されてたんだよなぁ…。

ロンローM.O🐴「あぁちょっと1万キャロットペイ分渡したぶん補充したいなぁ…あっこの後また仕事行くブィィけどついて来るブィィか?まぁ疲れてるなら僕の巣自由に使っててもらっていいブィィけど、それとも帰る?」

ブラックスリー「あぁ…う(つ)いてくぜ、シズナにえい(礼)が言いたいから、会いたい」

ロンローM.O🐴「OKブィィ…だけど無理はしないで欲しいのと…ゴメン時間的に仕事が先ブィィな」

ブラックスリー「了解だ。」

俺はまたロンローの背中に乗せられて彼の巣である(馬房)から出た、でもやっぱ不思議だ外からみたらマジでただ檻があって中にワラがある馬小屋にしか見えないのだが…。中に入ったら馬版のタワマンの部屋って感じだ

どういう仕掛けになってるんだか

あぁ俺には今”宿題”があったデスゲームを考えねぇとまぁ義務じゃないって言われたらやってみたくもなるな…

あと1万キャロットペイどう使おうか?…借金の返済? …いやそれはさっきロンローと巫女長のハイシャンと話して、でデスゲームするってなったし

困ったな俺には使い方がわからねぇよ。生活費?に使っても、2ヶ月経っても少なく考えても8000キャロットペイくらいは残るだろうし…

ロンローM.O🐴「あっ断言する、(通常時間単位で)2ヶ月後までにそのお金をブラックスリーは全て使い切っていい気分になってるはずブィィ!」

ブラックスリー「えっついや無理だ、…少なくても8000くらい余っち あ(ま)う」

ロンローM.O🐴「えぇ2ヶ月で2000ブィィかあぁいいね!1ヶ月あたりの固定費が1000キャロットペイに満たないなら固定費すごく安いブィィから、だけど使うべきところにお金ぶっ込んで2ヶ月で使い切ると思う」

ブラックスリー「またまた、…ないわ」

ロンローM.O🐴「いいやあるブィィ!僕は使い切る方に賭ける」