シズナ.ピエルラ「あなたもアドゾンビやってるですか?」
ブラックスリー「あぁ、いつも金欠の俺には必須アイテムだぜ」
シズナ.ピエルラ「?ゾンビ1体倒したら0.01キャロットペイもらえるですけど…頑張ってもジュース1本分くらいしか無理ですよ。」
ブラックスリー「?いやそんなことないぞ普通に500や1000体は倒せるぞ」
シズナ.ピエルラ「私そんなには無理ですし、銃とか刀系統の使い魔だけなので叩かれてるのでそれ目的は、私なんかズルしてる気分になって嫌です」
ブラックスリー「…そうかぁ俺の場合ズルでもないんでも、倒さないと金がきついからなぁ、たくさん歩き回ってゾンビ出ているところでバンバン撃っていくぜ。」
シズナ.ピエルラ「ならきっとブラックスリーさんどこかお金使いすぎです!」
ブラックスリー「うーん借金あるから25万キャロットペイの」
シズナ.ピエルラ「!!??えぇ」
俺はブラックスリー生姜の使い魔で武器的な属性は銃、開発者が名前つけなかったから正式には名前ないのかも知れないなぁ…常に金欠だ、何故かって理由は
俺に名前をつけてくれなかった開発者の借金の返済のためだ、一応仕事はしているが正規雇用されているわけじゃねぇな
とは言っても収入は(通常時間単位で)月
2300キャロットペイと非正規としてはそれなりに入っている…
まぁ1日12 13時間働いてるからできるってだけだ
が収入の大半…1850キャロットペイはクソ開発者の借金の返済に消えて行く残りは450だこれは食費。使い魔だって飯は食う、あとは家賃…なのだが
トータルで2500キャロットペイかかってしまう つまり毎月、金が足りなくなるんだよなぁ
シズナ.ピエルラ「25万って人間の通貨の2000万円とかです。」
ブラックスリー「あぁーそうだろうなぁ。仕方ないさ。きっとアイツはじめからそうするつもりだったんだよ。」
シズナ.ピエルラ「アイツさんって誰ですか酷い人ですそんなの払わなくていいです!」
ブラックスリー「あっ“アイツ”ってのは名前じゃないぞ、ちょっと汚い言い方で誰かを指す表現だ…俺おそらく開発者の借金返すための装置なんだと思う。払わないととりたてが来ちまう」
シズナ.ピエルラ「…あっなるほどです!(だからサースペンド高校の撮影の表現であったのね)
とりたて?鳥さんがお金取りにくるんですか?」
ブラックスリー「ぷぷっ…わーそうだったらいっぺんとりたてにもあってみたいかも。おそらく来たら俺は使い魔から自我抜かれの生姜要素なくなって実銃化しちまうと思う反社の武器に成り下がるまぁ」
シズナ.ピエルラ「よく分からないですけど…危ないです」
ブラックスリー「あぁ危ないさ、だから俺にあんま話しかけない方がいいぞ」
最近シズナとかいうチェコから来た女がよく話しかけてくる、どうやらシズナも、アドゾンビというARゲームをやっているらしいなぁ…
ARってのは拡張現実だぁまぁアドゾンビだったら現実の世界観にCGゾンビが表示されてるように見えたり、ビルから火事や倒壊しているように見える
俺はシズナ気は無くもないが俺に絡むのはやめたがいいぞ、お前も俺の開発者の残した借金返済に関わるハメになっちまうから。
シズナ.ピエルラ「それは無理です、私は気になった相手に喋ります!」
ブラックスリー「はぁ!気になった相手って…気をつけろよ変な奴だったら危険だ、ましてやシズナは女子だし」
シズナ.ピエルラ「私そんなこと考えたことなかったです!気になったら先に体動いてます」
ブラックスリー「そっかーいい開発者さんに作ってもらったんだな、」
シズナ.ピエルラ「あの人よく私を怒ります、無鉄砲すぎって言います」
ブラックスリー「そりゃシズナのこと思ってるからだと思うぞ、…さてと明日も朝7時から仕事があるからそろそろ…始めるか」
シズナ.ピエルラ「そですね帰る…!?んん始めるですか?」
ブラックスリー「あぁ今からアドゾンビをやって…とりあえず1000体くらい倒して、換金して帰る。電車代だ」
シズナ.ピエルラ「そんなの無茶です、それするくらいなら私お金貸します!」
ブラックスリー「はっ!お前正気かよ…もうこれ借金なんかしたくねぇよ」
シズナ.ピエルラ「じゃぁ返さなくていいです。10キャロットペイでいいですか?」
ブラックスリー「いや、タダで金もらうなんて出来ない!」
シズナ.ピエルラ「!!?mám potíže(困ったぁ)」
ブラックスリー「心配するなシズナ1000体倒して、10キャロットペイゲットして換金。んで帰る。まぁ終電までには間に合うだろう」
シズナ.ピエルラ「そですか、ブラックスリーさんがそうしたいなら仕方ないです!」
シズナは帰って行った、俺はアドゾンビを始めた、いつものように自分の周囲に出てくるゾンビを一気に銃撃して倒していく、
それで5分か6分で 大体40から60体 倒せて0.4から0.6キャロットペイ、
そこからしばらく移動したら、ちらほらアドゾンビのユーザーの使い魔がいる
がそんなのお構いなしで俺はゾンビ共を殺す、そいつらの獲物(ゾンビ)も俺のだ。
じゃないと帰る金がないからな
歩き回ってどんどん撃っていき2.5から3キャロットペイ息が上がってる、生姜だから体温が上がりやすいのもあるのかも知れない、そして路地裏に入ってはARに見えているゾンビに向かって…
心で「死ねー」と叫びながら撃っていく
走り回って倒してへとへとになってようやく俺は1000体のゾンビを倒すことができた、
そしてなんとかコンビニ換金して10キャロットペイをゲット、すっかり夜もふけてしまっていた。公園の水飲み場で給水をして、駅まで走った、まだ走れば終電には間に合うだろう
ブラックスリー「あぁ…うそだろ!」
俺は終電を逃してしまった、ホームに入って目の前で出て行ってしまったのだ、普通の奴だったら少し高いがタクシーで帰るって選択肢もできるだろうけど…無理だ。始発まで待ったら職場へは遅刻確定。
「…すみません遅刻します」って電話したいところだがそんなことが許されるとは思えない、仕事中に、金が確実足りなくなるという不安で今まで何度もアドゾンをやっちまってるからそんな融通きかせるわけがない
ブラックスリー「はぁはぁ…よしやるか!やるしかねぇ!死ねーゾンビ共!!!!」
おれは少し疲れながらも帰るために、ゾンビを撃つ…開発者に唯一感謝していることがあるとしたら、
武器的な属性が銃であること…もし爆弾だったらアドゾンビで金は稼げない。って言ってもそもそもの話アイツの借金で俺が今こんな思いしてるんだけどな。