君がいた夏好きでした。憂鬱という陰に光りをあてて笑う顔。何者も寄せ付けない。どこまでも付いて行きたくなる背中。白くて濁りのない視線。海のような人なんだと信じてた。今年も夏が来ました。目を閉じて波の音を聞きながら思い出すのは昨日の君の顔。鼓動がそこにまだある。悲しい夏よね。 from つき