3本のクラブを手に持ってラウンドのですが、もし100を切って18ホールを周りきった場合、クラブセットを買う約束をしました。
この読みにくいブログを読んでいただいている皆様は、難しく感じますか?。それとも可能だと思いますか?。
これは、ゴルフを始めてすぐの頃の私がやった練習です。
ちょっと勇気が要ります。周りの視線を無視する勇気がね。
でも飛距離の欲望を捨てて、確実に1打1打打って、グリーンに近づけ、何とかアプローチでピンに寄せて、パッティングする事に集中できますし、距離計算をティーグランドからでなくグリーンから計算する事が、コツに成ります。ようはグリーンを狙うショットを何ヤード残すかを考えるのです。1番良い選択は、7番アイアン、もしくはサンドウェッジのほぼフルショット付近の距離を残す事です。コントロールショットは、ゴルフを始めて経験が少ないプレーヤーに取ってリスクが高いショットだと私は思います。
もしアプローチがサンドウェッジで打てる距離が残れば、息子のショートコースでの経験が生きてくるはずです。又7番アイアンの飛距離が当時の息子は約130ヤードです。3回打って390ヤード、4回打って520ヤードです。
パー72のコースでレギュラーティーからプレーして、もしボギーペースならばスコアは90です。
100まで10打の余裕が有るのです。(100を切るなら9打ですが。)。
無理さえしなければ、可能なのです。
しかも7番アイアンを打つ時はティーアップできるのですから。
もし100を切れずに、頑張り続いている方がいましたら、1度お試し下さいね。きっと良い結果が出るはずです。
もし出ない場合は、飛距離への欲望を捨てていないためだと思います。
7番アイアンは7番アイアンの飛距離を、サンドウェッジの飛距離はサンドウェッジの飛距離を確実に出すことに、集中する事が出来ていないと思います。欲望を捨てていないと、良いスコアは出ません。
息子はほぼ毎週1回は練習場でボールを打つか、ショートコースを廻るの練習をしていました。
中学2年に成る前の3月だったと記憶していますが、寒さの厳しい日に、本コースデビューをする事に成りました。
但し、今回は条件を付け、守れたらラウンドする事にしました。条件は期末テストを全て受ける事です。息子は非常に不満そうでしたが、何とか条件をクリアして、コースデビューと成りました。
息子人生初のコースは、久慈ガーデンヒルズ(現、スパ&ゴルフリゾート久慈ガーデンヒルズ)です。ティーグランドはレギュラーティーを使用しました。
それとクラブは、7番アイアン、サンドウェッジとパターの3本だけでプレーする事と、7番アイアンを使用する時はティーアップして打つ事を、特別ルールとして、ラウンドする事にしました。
それと挨拶を必ずきちんとする事を約束しゴルフ場に入りました。
きちんと挨拶し、受付を済ませ、練習場で軽くボールを打つ事にしました。
息子の顔が青白く見え、明らかに緊張状態でした。
練習場で軽くボールを打ち始めると、良い感じの打球が飛んで行きます。
周りで練習している大人達よりも、良いボールを打っていました。息子もそれに気づき、何かほっとした顔をしたのを、今でもはっきりと私は覚えています。
息子の顔もやっと血の気が戻り、ついにスタートと成りました。
息子も中学生に成り、新しい環境に成った事も有り、最初何とか通学していましたが、長く続かない事はわかっていました。それは、学校で行われる試験が大きな要因です。
習った事は理解出来、その場では問題も解けるのですが、その後全く復習や練習問題など、一切やらないのです。
なので当然忘れます。テストでは解答出来ません。
そのくせ本人はプライドが高いのです。
惨めな点数を取るくらいなら、受けないと成るのです。ようは、自分の実力を見る事から逃げるのです。ある意味で、弱いのです。
私が息子にゴルフをやらせる理由の一つに、ゴルフは自分がプレーヤーであり、審判でも有るのです。コースに出れば、自分で状況を判断し、クラブをチョイスし、気持ちを決めてショットする。その結果はどのような結果であれ、自分が受け入れなければならのです。逃げる事は出来ない競技たからです。またあらゆる欲を捨てて行かなければ、何時までも、良いスコアを出す事など出来ない競技です。良いショット、良いアプローチ、良いパットを繋げて、良いスコアを出すのがゴルフだと思っている人々は沢山いますが、私は間違っていると思うのです。
ミスショットを何とか繋げて、アプローチをミスしてもパットが悪くても、ミスを何とか繋げてスコアを出すのがゴルフだと、私は思っています。ようはガマンがスコアを創ると考えます。
なので、苦しい事から逃げる息子にゴルフをすすめ、私の思っているゴルフの心がわかって欲しいと願うばかりです。