松井亜希子展 circle

復刊イコールで特集させて頂きました、松井亜希子さんの個展が
いよいよ明後日11/20(木)から開催です。
昨日、大きな大きな版画作品が続々届きました。
これは見ごたえありそうです。
「松井 亜希子展 ~ circle ~」
2011. 10. 20(木) –30(日)
10:00-17:00(会期中無休)
以下、DMコメント文より
3つの要素
ニードルで銅板に描かれた線は、腐食液によって浸食され冷たく硬質な表情に変化する。
アクアチントによってできる均等な色面が、筆跡の形に切り取られる。
ドライポイントによる生々しいにじみが、画面にコントラストを生む。
私の作品は主にこのような3つの要素で出来ています。間接技法にこだわっているのは、直接技法では得られない冷たくニュートラルな表現が可能なのではないかと思っているからです。そして、腐食や転写という他者を介入させることで私の制作は成り立っています。
銅版によって線は変換され、直接鉛筆や絵の具で描く時とは違う距離感が、私と画面との間に生まれます。
画面と私との距離は、時には近く、時には遠く、ゆらゆら揺れ動くものです。
この銅版による冷たい硬質な表現と風景とが出会う時、新たなスケールの表現が可能なのではないかと思います。
感覚が研ぎすまされた時に見ることのできる景色。
そのような風景を描きたいと思っています。
どうぞお楽しみに。
みほ