もう時効ってことで、どーでもいい話を。
東京宝塚劇場近くの、今はなきカフェに公演前に入りました。丸くて、大きなテーブルだったので、お向かいに3人のマダムが。年配のかたと少し若いお2人という、3人組。キャトルのすみれ色ショッパーお持ちでしたので、宝塚ファンなんだなと。
若い…といってもアラフォー?のおひとかたのお手元には食べかけのサンドイッチがお皿にありました…。
いやそれがね、とにかく大きくて食べにくい、このカフェのサンドイッチ。
厚くもある、しかも硬い耳つきの食パンで、パンのかさ高さに加えてどっさり中身がはいってるという、しろものなわけですよ、もてあましちゃうのはわかる。しかもさ、たいして美味しくないのよ。センス悪かったの、この店。誰が考えたんだよ…高いのに。
パンの邪魔さが全然違うけど、中身はこんな感じ。

分かってるのです。ひどく食べにくくて値段の割には美味しくないものだってこと。しかし…。
一口食べたそのサンドイッチはくっきりと歯形の曲線を描いて、噛みちぎられていたのでした。しかもかなり大きな曲線…少しだけ噛み切ったって感じではない。ひとくちかぶりついて放置してますといった風情。
えーと、サンドイッチって
「縦にして食べる」
って習わなかったっけか。
そのかた、実は本当にお綺麗で…髪はつやつやで丁寧に巻いてあり、お召し物は華やかなワンピース。お肌もつやめいて光って、メイクも言うことなし。もはや古いけど「美魔女」みたいなひとだった。タワマンとかに住んでそうな。
で、その歯形…。
そしてお連れと楽しそうに宝塚話に興じておられる。
今でも覚えてるくらい、結構な衝撃でした。
そして思った。サンドイッチの食べ方は意外と鬼門なのかもだ、と。気軽な軽食なのにね。