「イザボー」初日拝見(極力ネタバレ回避) | Gwenhwyval(グウェンフウィファル)の舞台日記

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鑑賞は生中心主義。自分の眼でライブで見たことを中心に、語ろうと思います。


2024年1月15日18時30分公演

どきどきの初日です。オリジナル初演は「どんな作品なんだろう…」でハラハラしてしまい、終演後はどーんと疲れるのが常。
ネタばれ避けるとほほ何も書けませんが…うん、オリジナルのわりにはよかったと思います。
定評ある名作の再演ではないので、演出や解釈などどこかに「新しさ」を見つけようとしてしまう(これがドキドキする理由)私なのですが、飛び抜けて斬新な演出やらテーマ切りはなく、途中でテイストがわかったので「なるほど」と落ち着いて観られました。
ま、そうそうそんなに簡単に新しいものが飛び出してくるわけないし。

冒頭に、まるでテーマソングみたいな「イザボー最低!」みたいなコーラスがあるのですけど、そこはわくわくした。そうそう、悪い望海風斗は最高よ、もっと悪い悪いって言って!と思いました。

そしていよいよイザボー・ド・バヴィエール登場。

とにかく、望海風斗の他には誰も歌えないだろうと思う難曲の数々。迫力ある力業。低音の響きと、地声でかなり高音まで上げきる驚異の声帯。
私てきにはそれに尽きるかな。

ストーリーとしては…「何が彼女をそうさせた」をもう少し違った風にできなかったかなーとは思いました。まあこれは見解というか、好みの相違かもしれません。
楽曲は翻訳ものでないので無理な言葉のせが少なく、歌詞が非常にわかりやすかった。複雑な歴史物で説明が必要だから、この点は非常によかったと思います。まあ、みな上手い人ばかりだったというのもありますけど。
説明歌詞も多くて、覚えて口ずさめるようなメロディアスな歌は、なかったかな?これも好みか。

ちょっと消化不良ですが、もう少し日程が進むと突っ込んで書けるかも。キャスト別感想も次にゆずります。

あ、いっこだけ。ワイングラス傾けるのがお似合いすぎの望海さんでした🍷(ほぼアル中のテイ)