「蒼穹」新人公演配信。夢白あやちゃんを見る。 | Gwenhwyval(グウェンフウィファル)の舞台日記

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鑑賞は生中心主義。自分の眼でライブで見たことを中心に、語ろうと思います。

とある友人が早々に「蒼穹」の原作を読破して、私も後を追っかけていたので(でもまた読み終わってない、トホホ)その彼女に「こんな西太后の解釈があったとはね…」と伝えたところ、返答は

 

「原作、私は西太后が主役だと思ってます」

 

でした。ははー…なるほどです。

 

昨日の雪組新人公演も、まさにそんな感じがした私。配信でしか見ていないのですが、電波にのってもその迫力ある演技は伝わってきました。

迷いなき滑舌とインパクトある表情。ときどきの恫喝。いや、素晴らしい。


もちろん受けて立つ華世さんも、学年とは思えないほどの落ち着きと文句なしのスキル、男役としてほぼ完成された美しさ。

私は始まって5分くらいから「マリコさんに似てる…」と思い始め、そのあとは麻路さんにしか見えなかったよー。上記とは別の友人ですが、鳳蘭さんに似てるという人もいます。いやはや、本当の大物って感じです。

 

しかし、西太后が娘①役だったということか…。

 

私は、何度もくどくど書いてますが()夢白さんをとても好きで


(相変わらずねこ写真ひっぱってきてすみません)


なにしろ演技力があるし、ダンスも正しく美しい夢白さん。ちゃんと体が開いている。

持論ですが、きっちりバレエ経験のある人は演技力も備えてる、と思うのです。バレエって結局は体で物語を語るので…芝居心がある。

自分の思いを体にのせる、運動能力優先のコンテンポラリーダンサーとは違うな、と私は感じます。ま、好みの問題ですけど。異論プリーズです。


そして何より美人。パーツもいいけど骨格美人。愁いがある。

男役が、王子さまタイプが宝塚てきに強いように、やはり娘役はロイヤル風味がないとね。

いま一番期待している娘役さんです。


雪組にいろんな作品にが来るといいなー。楽しみにしています。

そしてこの新人公演「蒼穹の昴」、とってもよかったです。本公演こえとかではなくてそれぞれ本当に見ごたえがありました。目出度い。

劇場で見たかったなー。