クリスタル・パイト「EMERGENCE」 | Gwenhwyval(グウェンフウィファル)の舞台日記

Gwenhwyval(グウェンフウィファル)の舞台日記

鑑賞は生中心主義。自分の眼でライブで見たことを中心に、語ろうと思います。

ハンブルクバレエ・ターゲ(バレエ・デイズ)、今年のゲストカンパニー、カナダ・ナショナル・バレエを観る。

2018年7月4日19時30分公演@ハンブルク州立歌劇場
 
三作品上演された中で、才人の令名高いクリスタル・パイトの「EMERGENCE」が素晴らしかった。テーマは「羽化」みたいなニュアンスで、虫を思わせる集団と個体の動きが繰り返されるのだけど、なるほどこう見せるのか、こう来たか!と思わせる舞踊言語の新しさ。
照明や音楽…というか効果音ともぴたりとマッチして全く飽きませんでした。
ひと呼んで、「カマキリの春祭」らしい。
 
才能のあるひとというのは、出てくるもんなんだなあ…。ほかの作品もぜひ見てみたい。
ベジャールやノイマイヤーを初めて見たときの衝撃を、思い出しました。