2018年宝塚カレンダー | Gwenhwyval(グウェンフウィファル)の舞台日記

Gwenhwyval(グウェンフウィファル)の舞台日記

鑑賞は生中心主義。自分の眼でライブで見たことを中心に、語ろうと思います。

一昨日、来年のカレンダー登場メンバーが発表になりました。

非常に読みやすいというか、安定したメンツでしたね。一番ざわめいたのはゆずかれいちゃんのメインカレンダー登場なんだろうと思うのだけど、考えてみれば載せなくてどうするのっていう…。この時点で彼女の名前を上げないという選択肢は、ないと思います。彼女はだれが来ようと来なかろうと(来ないと思うが)、現時点で劇団中男役の上から10人に入った。れいちゃん登場で機会を逃したのは宙組の彼女、というシンプルな構造ですよね。
あとは月順なのかもしれないけど、来年退団が危ぶまれるトップさんは約お一人様だし、それも10月までに載って騒ぎは終わりかな?と。
 
毎年この頃にはカレンダーの発表をしなくてはならないのだから、それに向けて劇団もスケジュール引いているんですよね。いろんなモノが交錯してるから大変だろうなあ。逆算して、本人に告知して、アナウンスして…。
 
それにしても、みりお様退団の日は、宝塚暗黒の日ですね…考えるだに恐ろしい。
その不安を鎮め、満を持して跡をとらせるのはやはり正統な後継者で、その正当性をもってして皆を黙らせるというのが肝要なんだろうな。
席が空いたからとか、待ち時間順とか残り時間順じゃなくて。もちろん急拵えも❌。
花組の選民意識が鼻につくという話も多々聞きますけど、やはり伝統にはステロタイプってものが必要で、それを受け継ぐのは一番歴史のある組なんだろうと思います。いつも一番人気があるとかじゃなくて、原形があるところ。
 
花組は残念ながら春野さんのあとで失敗してるし、もうこれ以上は…と慎重になってると思います。
柚希さんの後も、星組なかなか大変そうで、売れ行きはかなりしんどい感じ。会社も同じだけど長期政権のあとは本当に難しいのだな。誰が悪いとかじゃなくてそういう構造になりがちなんでしょう。
 
雪は逆に、長い低迷と混乱の時期を経て先代が黄金時代を作った。ここに何かを学べるか…。花組を漫画組に?あ、いや、そういうことじゃなくて(笑)
 
今回のカレンダーは、2番手をきっちり決めた手堅いピラミッドでいくぞ、という表明のように思われたのでした。さて、吉とでるか凶とでるか。