3月8日、桜の開花を思わせるような暖かく穏やかな春の日、うらわ美術館にて開催の長瀬清子(艸舎)会長のグループ展「喜寿記念 三人展」の鑑賞会に7名でお伺いいたしました。3年ぶりの再会となる方もいらっしゃり、心弾みます。
そして、会場に一歩踏み入りますと、そこにはなんとも華やかな世界が広がっておりました。中学の時からのご友人であられるというお三方の息の合った書と刺繍とボタニカルアートの見事な融合。素晴らしくてうっとりし通しでした。
長瀬会長の書は、漢字、調和体、古典かなを濃墨、淡墨、滲みなどで表現され、紙の色や表装の仕方にも素敵な工夫が施され、作品ごとに様々な雰囲気を醸し出していました。
まだ雅号がつく前の掛軸作品から最新の良寛の詩の巻子まで、19点の展示。
洗練された大変見応えのあるたくさんの作品を前に、心豊かで優雅なひとときとなりましたと同時に、大変勉強となった一日でした。
会場にて



