先日の雪が嘘のようなよく晴れた暖かな週末(2月14日)に、国立新美術館で開催された2つの書道展を、会員5名で鑑賞いたしました。
一つは、選抜作家展2026で堀江加代 (葉彩)が出品。
もう一つは、第51回あきつ会書道展で、保坂雅代様、吉田悠子様がご出品されました。
まず、選抜作家展ですが、今回の堀江の作品は、大ファンであるシンガーソングライター浜田省吾の楽曲「この新しい朝に」の歌詞全文を書いたものでした。先方の事務所の許可も得て書きました。
この歌は、コロナ禍の先の見えない中で作られた歌で、「長い坂道の上に広がる空は高く青く深く強く凛と輝いてる」と希望を与えてくれる内容の歌詞です。
何度もこの曲を聴いて励まされながら思いを込めて書きました。
上下の色も、表具屋さんに指定してこの詩にふさわしい青色にしてもらったというこだわりよう。
熱い熱量を感じると見ていただいた方々からもご感想をいただきました。
あきつ会展での保坂雅代様のお作品は、
市原王の春の詩。
「ひとつ松 いくよか経ぬるふく風の 聲の清きは としふかみかも」
(この一本松はどれほどに歳を経ているのだろう。松を吹く風の音の清きなのは、歳をとっているからである。)というものです。
作成の際には、濃淡やポイントになる部分を意識されたそうですが、その通りに、濃淡がとてもはっきりとメリハリのあるお作品で、またその中にも春の柔らかさも感じられる素敵な表現でございました。
同じくあきつ会書道展での吉田悠子様のお作品は、かなのちらし作品でした。
「拾遺和歌集」より、四季の和歌5首(春2首、夏、秋、冬が1首ずつ)が書かれています。
鮮やかな継ぎ紙に合わせて、流れるように細字が配され、空間や潤滑も美しく、心が和むお作品でございました。
お二人の今後のご活躍を楽しみにしております。
今回、両書道展にたくさんの方がお越しくださったことに感謝申し上げますとともに、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
(雰囲気の違うそれぞれの書道展を、同時に堪能でき、楽しい時間を過ごすことができました!) 堀江加代記







