宇宙海賊シュライクの下で奴隷同然の扱いを受けていた2人の少年と脱出する為、
シガンとファイスは、フォンドとレーリアが待つリシの港に向かっていた。
 
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ケヴィン「こっちはハン・ソロだ、まだ8歳だけど頼りになるぜ!」
ファイス「噂を聞いたことがある。君も一緒に来ないか?」
ハン「うん!でも、シュライクがそう簡単に逃がしてくれるかなぁ…」
シガン「もうすぐ港だ。…ん?交戦中なのか!?」
 
シガン達が港に辿り着くと、フォンドとレーリアは交戦中だった。
シュライクの手下が先回りをしていたのだ。
 
フォンド「おやっさん、シガン!戻ってきたか!」
レーリア「まずいよ!既にアタシ達、囲まれているみたい…」
 
手下A「…てめぇは、鉄仮面ファイスか!」
手下B「お頭がいねぇ時を狙って来るとはな!だが、茶番は終わりだ!」
手下C「俺達の大事な『道具』を返してもらおうか…!!」
 
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ハン「…良い案を思いついたよ!僕があのバイクを奪って大暴れするよ!」
フォンド「名案だぜ、ぼうず!援護してやるよ!」
ファイス「ハンが攪乱している間に、レーリアはシャトルの準備をしろ!」
レーリア「アイアイサー♪」
 
ハンはシガンとフォンドの援護を受けて、相手のスピーダーバイクを奪取した。
そして、シュライクの手下に向かって暴走し始めた。
 
手下B「ハン、てめぇ!おわぁっ!!」
シガン「やるな、ハン!でも、無理は禁物だ!」
レーリア「OK、みんな!準備できたよん☆」
ファイス「シガン、フォンド、ケヴィン、乗り込め。」
ケヴィン「うん!ハン、こっちだ!」
 
ハンはケヴィン達と共にシュライクの海賊団から脱走しようと思った。
しかし、一瞬の迷いが、彼の手元を狂わせてしまった。
 
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手下C「いい加減にしろ、ハン・ソロ!!」
ハン「うわぁぁっ!!」
ケヴィン「ハン…!!」
 
ハンはシュライクの手下の攻撃で、スピーダーバイクから振り落とされてしまった。
 
ハン「くっ…行って、アニキ!」
ケヴィン「今を逃したら…しかもこんなことをした後じゃ君は!」
ハン「デューラナを置いていけないよ…だから、行ってよ!」
シガン&ケヴィン&フォンド「ハン…」
ファイス「…彼なら大丈夫だ。レーリア、シャトルを出せ。」
レーリア「わ、わかった。行くよ!」
 
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ケヴィン「ねぇ、いつか必ず、ハンを助けてよ!」
ファイス「…彼なら自力で脱出するだろう。」
ケヴィン「そんな…なんで、何でそんなことが言えるの!?」
ファイス「彼には力がある。それにシュライクのお気に入りだ。殺されはしない。」
フォンド「ひでぇ仕打ちが待っているとは思うがな…」
 
こうして一行は、無事コルサントに帰還した。
 
ケヴィン「ちょっと喜べないところもあるけど、皆ありがとう…」
ファイス「シガン、改めて紹介する。整備士候補のケヴィン・シャーウッドだ。」
シガン「よろしく、ケヴィン。俺達は今日から仲間だ。」
ファイス「…その前に、私の評価はどうなのだ?」
シガン「判断の速さと戦闘力は認める。それ以外は継続審査だな。」
ファイス「ふっ、言ってくれる…。私も引き続き貴様を見ていきたいと思う。」
 
こうしてシガンとファイスのケヴィン救出作戦は成功し、メンバーが揃った。
そして、シガンとファイスは互いの価値を少し認め合うのであった。
 
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シガン「揃ってすぐで悪いんだが、そろそろジェダイ聖堂に戻ろうと思う。」
ケヴィン「やっぱり!シガンはジェダイなんだ!」
シガン「まぁ、いろいろと訳ありだが、一応ジェダイだよ。」
フォンド「毎回そう言ってるよな~はっきりジェダイだって言ってくれよ!」
シガン「パダワンを一人前のジェダイナイトに出来たら、そうするつもりさ。」
 
ファイス「…そうだシガン、これを持っていけ。」
シガン「!!これは、どこで?」
ファイス「コレリアで売っていた。…落としたジェダイに、説教してやれ。」
 
シガンはファイスから、エルミーのライトセイバーを預かった。
 
TO BE CONTINIUED