不思議な現象が次々と起こり、困惑気味だったシガンは、
自分の身に起こっていることを確認する為、マスター・ヨーダに相談することにした。
 
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アイラ「議長の護衛は私とブライに任せて、シガンはヨーダに面会なさい。」
シガン「あぁ、後で相談してみるつもりさ。」
アイラ「あまり深く考えないことね。じゃあね。」
パルパティーン「…。」
シガン「それでは議長、お気をつけていってらっしゃいませ。」
パルパティーン「うむ、コルサントの警備はしっかり頼んだぞ。」
 
パドメ「あら、シガン。帰ってきていたのね。」
シガン「あぁ…。」
パドメ「何だか浮かない顔ね?…ふふふ、ルクスに会ってきたら?」
シガン「ルクスとはこの前、話したから大丈夫さ。」
パドメ「あらそうなの?(戦闘続きで連絡もできないって聞いていたのに…)
 
シガンはパドメを元老院まで護衛した後、ジェダイ聖堂へ向かった。
 
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シガン「マスター・ヨーダ、失礼します。」
ヨーダ「おぉ、シガンか。良いところに帰ってきた。」
シガン「マスターも何かご用でしたか?」
ヨーダ「うむ、お前に確認したいことがあってのう。」
シガン「…」
ヨーダ「お前も気付いているようじゃの。ワシには、ここに来た理由も分かるぞぃ。」
 
ヨーダ「…お前達の身に何か起きている。ワシにもかすかじゃが見えておる。」
シガン「それならば話が早いです。マスター・ヨーダ、これは一体何なのでしょう?」
ヨーダ「そう焦るでない、念のため一から話してみよ。」
 
シガン「…遠くにいるはずの、ルクスとエルミーの声を聞きました。」
ヨーダ「ふむ。声だけか?」
シガン「いえ、エルミーが見た光景も、まるで映像のように頭に入ってきました。」
ヨーダ「…それは、実に興味深いことじゃ。」
 
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ヨーダ「実はな、ワシも面白い現象をブライツ議員に見たのじゃよ。」
シガン「ルクスにですか?」
ヨーダ「うむ、彼女がコルサントに来た時じゃ。ワシはお前が帰ってきたのかと思った。」
シガン「それは、どういうことですか…?」
ヨーダ「お前とエルミー、そしてブライツ議員のフォースがとても似ていたのじゃよ。」
 
ヨーダ「しかし、よくルクスの声と分かったのぅ?」
シガン「確かに彼女の声でした。それに彼女は、クセドスの古代文字を学んでいましたし。」
ヨーダ「なるほど。…で、問題はなぜこんなことが起きたかじゃ。」
シガン「何かありませんか?前例とか…。」
ヨーダ「ないな。じゃが、理由は分からないが良いことには違いないぞ。」
シガン「はぁ…(マスターは何か知っていそうな気がするんだが…まぁいいか)。」
 
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メイス「失礼。ナイトブルー、ここにいたか。」
シガン「マスター・ウィンドゥ、次の作戦ですか?」
メイス「あぁ。…マスター・ヨーダ、よろしいですかな?」
ヨーダ「それは大事なミッションじゃからのぅ。丁度良い。」
シガン「??」
 
メイス「ナイトブルー、これから惑星コルテッサへ行け。」
ヨーダ「議員の護衛任務じゃ。…とても危険な任務じゃぞ。」
シガン「ただの護衛ではないようですが、一体コルテッサで何が?」
メイス「…ガンレイ総督との極秘の停戦条約の会合があるのだ。」
シガン「!!」
 
ヨーダ「もちろん罠の可能性が高い。議長の参加も要請があった。」
メイス「しかし、ドゥークーが現れるか不明なため、議長は参加を見送っている。」
シガン「…その時点で、その会合は成り立たないのでは?」
ヨーダ「ガンレイは何か焦っているようじゃ。やつは確実に来るだろう。」
 
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メイス「我々は立場上、断るわけにはいかない。しかし、相手の目的に疑問が残る。」
シガン「行って確かめるしかない、ということですか…」
ヨーダ「参加者は、アミダラ議員、ブライツ議員、ファー議員、それとワシじゃ。」
シガン「マスター・ヨーダも参加されるのですか?」
ヨーダ「ポーズじゃよ。ガンレイに停戦の意思があるとは思えんからのぅ。」
メイス「停戦の意思が無ければ、即刻逮捕だ。我々にとっても良いチャンスではある。」
シガン「(逆にガンレイにとってはリスクが高すぎる…一体何が目的だ?)
ヨーダ「それでは準備するかの!」
 
TO BE CONTINUED