今回は先月6日のレッズのアジアチャンピオンズリーグ優勝決定試合の観戦記事、その2をご紹介します。

 

レッズはアウェー・サウジアラビアでの第1戦を、興梠の同点ゴールで1対1として終えて、この試合は勝てば得点数関係無く優勝、引き分けでも0対0なら優勝という状況で迎えました。とは言え私は、勝って優勝することしか頭にはありませんでした。

 

いよいよ決戦の時。現役時代にレッズで2度のACL優勝に貢献した、阿部ユースコーチがACL優勝トロフィーを持ってピッチを回りました。

 

北ゴール裏には「URAWA」のゲーフラが、南ゴール裏には「WORLD」のゲーフラが掲げられました。そして、選手が入場してくると、埼玉スタジアムに圧巻のビジュアルサポートが広がりましたキラキラ

 

 

北ゴール裏には旧浦和市の地図が、南ゴール裏には世界地図が描かれました地球 私のいたバックスタンドにはACL優勝トロフィーが3つ、それと「URAWA AIR」と書かれた飛行機のビッグフラッグが北から南へ移動していました飛行機

 

優勝してACL出場権を手にした、おととしの天皇杯初戦の会場・浦和(駒場)から、昨年ACLグループステージを闘ったタイのブリーラム、決勝トーナメントを闘った埼玉(埼スタ)、決勝第1戦の地・サウジアラビアのリヤド、そして、世界(クラブワールドカップ)へというストーリー性のあるビジュアルでしたおねがい

 

飛行機が通過した所には飛行機雲が浮かび上がり、クラブエンブレム、「PRIDE OF URAWA」、ACL優勝トロフィーの3種類のデカ旗が登場しましたびっくり 壮大でありながらも細部にまでこだわっている、完成度の高いビジュアルサポートでレッズイレブンを後押しします。

 

レッズのスタメンはキーパー西川、4バックは酒井、ショルツ、ホイブラーテン、明本、ボランチは敦樹と岩尾、前から2列目は大久保、小泉、関根、1トップは興梠でした。

 

両チームのスタメン一覧はオーロラビジョンには表示されず、試合中のオーロラビジョンには北側も南側も、試合中のピッチの映像が映し出されていました。

 

 

試合はスタンドだけでなく、ピッチレベルでも強風に翻ろうされていました。序盤に西川が手当てを受ける場面があった時は心配しましたが、その後も好セーブを連発してアルヒラルの猛攻を食い止めます。

 

一方浦和も、興梠のバー直撃のかなり惜しいシュートもあり、わずかなチャンスをものにしようと攻めます。前半はどうにか無失点でしのぎます。

 

勝負の後半を迎えるにあたり、北ゴール裏には赤・白・黒のデカ旗、南ゴール裏にはファミリー旗が掲げられ、バックスタンドにはレッズのエンブレムが浮かび上がりました。

 

実はバックスタンドには、試合前のビジュアルサポートで使う色紙(ビニールシート)だけでなく、小旗もありました。小旗はいつ使うんだろうと分かっていなかったのですが、周りのサポーターに合わせて使ったら、エンブレムができていてビックリしました。

 

ちなみに、強風が吹き荒れていたため、ファミリー旗をしまう作業は結構手こずっていて、風で飛ばされるんじゃないかと結構本気で心配になりました(汗)。

 

後半始まって間もない48分。レッズサポーターに興奮の時がやってきます。岩尾のフリーキックにホイブラーテンがヘディングで合わせ、興梠がヘディングシュートしようとして追いつけなかったものの、ボールが相手選手に当たってゴールネットを揺らしました!!

 

オウンゴールでレッズが欲しかった先制点を挙げますニコニコ 私はゴールの瞬間、誰がゴールを決めたのか分からないけど、ゴールにボールが入ったのは分かったので、大喜びしていましたニコニコ

 

ここから先はレッズもチャンスを作る機会は多くなりますが、追加点は奪えませんでした。リードを奪ってからの私は、ピッチで闘う選手と共にこのリードを必死に守っている心境でした。西川をはじめとした守備陣が、必死の守りでゴールを守りますグー

 

試合の残り時間が少なくなると、アルヒラルの選手は浦和の選手に対してイラつき始めました。私は「おい!何してくれるんだ!」と叫びながらも、腹の中では「よしよし。イラついてくれている間に時間は過ぎていく」と思っていました。

 

そして、ついに、歓喜のフィナーレを迎えます。「PRIDE OF URAWA」を歌い続けながら、後半アディショナルタイムが経過して試合終了!1対0、2戦合計2対1でレッズが勝ち、5大会ぶり3度目のアジアチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げました爆  笑

 

レッズホームゲーム場内アナウンサーの朝井夏海さんが、「ACL優勝は我らが浦和レッドダイヤモンズです!」とアナウンスして、それを聞いた私は嬉しくて泣き始めましたお祝い

 

そして、一緒に観戦した仲間と抱き合ったり、周りの席のレッズサポーターの方とハイタッチしたりして、優勝の喜びを分かち合いました爆笑

 

 

試合後のことについてはまた改めて記事を書くことにします。