今回は5日の観戦記事をご紹介します。浦和美園駅のシャトルバス乗り場に長蛇の列ができていたため、20分歩いて埼玉スタジアムに行きました。

 

到着すると南広場でレッズOBトークショーが行われていました。進行はJリーグ通であるタレントの平畠啓史さん。OBは永井雄一郎さん、都築龍太さん、加藤順大さんが出演していました。

 

 

 

お三方の中で最年少の順大さんは、偉大な先輩との共演にかなり緊張している様子でした(笑)。トークショーで出た話題として、大原サッカー場のクラブハウスは2003年ぐらいまでプレハブ小屋だったようです。

 

リーグ戦最終節の対戦相手は福岡。残留を懸けての一戦となりました。

 

スタメンはこちらで、両サイドバックは宮本と明本、2列目に松崎と大久保が起用されました。

 

 

試合は守備を固めつつも、前線でプレッシャーを掛けてくる福岡に手を焼きました。後半に岩波のミドルシュートで先制しますが、数分後にあっさり福岡に追いつかれてしまいました。

 

 

その後両チーム勝ち越せず試合終了。1対1の引き分けでした。福岡は他会場の結果の絡みにより、J1残留を決めました。そして、マリノスと川崎による白熱した優勝争いが決着し、マリノスが3年ぶりのリーグ優勝を成し遂げました。

 

私は一緒に観戦した仲間と共に、残留争いがどうなるかを気にしていました。ガンバもこの日残留が確定。すでに降格の決まっている磐田と対戦した京都は、引き分けで入れ替え戦に回ることになりました。

 

そして、自動降格を免れるかどうかの位置にいた清水は、一時リードを奪うものの壮絶な打ち合いの末に札幌に逆転負けし、J2降格が決定しました。

 

 

試合後には立花社長と、退任するリカルド監督の挨拶がありました。しかし、社長挨拶の前にぞろぞろと北ゴール裏のサポーターは帰ってしまい、ガラーンとしていました。チームの成績が不甲斐ないことへの抗議だと思います。

 

 

怒りの大ブーイングも辛いですが、ブーイングは無いけどスタンドにサポーターの数が少ないと言うのも、これはこれでツラいものがあります。

 

 

結果が全てのプロの世界なので、監督交代は納得できる部分もあります。でも、天皇杯優勝にACL決勝進出と、リカさんが残してきたものは小さいものではなかったですし、私の中ではもう1年「リカルドレッズ」を見たかった思いもあります。

 

長期的視野でチーム強化を目指すチームなら、リカさんをほっとくことは無いはずですから、来年どこかのチームの監督をやっていて欲しいなぁと願っています。