上京して何年後かは忘れたが、祖母との電話でカロが死んだ事をきいた。
自宅の裏庭に埋めて銀杏の苗を植えたらしい。

その後、帰郷する事はあっても、それを見る事もなく、手を合わせる事もなく。若かったんだな、小さな命の事など考えもしなかった。

それから、また何年後か、祖母が死んだ。

つづく…