東京2000

 

1番  マリアエレーナ   56 松 山

2番  カラテ       58 菅原明
3番  パンサラッサ    58 吉田豊
4番  ポタジェ      58 吉田隼
5番  ダノンベルーガ   56 川 田
6番  ジオグリフ     56 福 永
7番  イクイノックス   56 ルメール
8番  シャフリヤール   58 C・デムーロ
9番  ジャックドール   58 藤岡佑

10番 ノースブリッジ   58 岩田康
11番 レッドガラン    58 横山和
12番 バビット      58 横山典
13番 アブレイズ     56 マーカンド
14番 ユーバーレーベン  56 M・デムーロ
15番 カデナ       58 三 浦

 

 

心の本命はジャックドール以外はありえない。よって、今回はジャックドールが来るかどうかに焦点を絞っていく。

まず、秋天は逃げ馬が不利と言われているのでその逃げ馬の成績を見ていく。

 

逃げ馬(4角3番目以内の成績)

4角順位、馬名(人気) 着順

2021

1カイザーミノル(11) 14着

2グランアレグリア(2) 3着

3ポタジェ(5) 6着

2020

1ダノンプレミアム(6) 4着

2ダイワキャグニー(10) 6着

2キセキ(4) 5着

2019

1アエロリット(6) 3着

2スティッフェリオ(11) 12着

3サートゥルナーリア(2) 6着

2018

1キセキ(6) 3着

2アルアイン(5) 4着

3ヴィブロス(7) 8着

3ステファノス(9) 9着

2017

1グレーターロンドン(6) 9着

2キタサンブラック(1) 1着

2サトノクラウン(2) 2着

2016

1エイシンヒカリ(2) 12着

2ラブリーデイ(5) 9着

2ヤマカツエース(13) 15着

2015

1エイシンヒカリ(2) 9着

2クラレント(17) 6着

3カレンミロティック(13) 13着

2014

1カレンブラックヒル(9) 9着

2マイネルアクリマ(13) 11着

3ジェンティルドンナ(2) 2着

3イスラボニータ(1) 3着

2013

1トウケイヘイロー(2) 10着

2ジェンティルドンナ(1) 2着

3ダイワファルコン(17) 15着

3ダノンバラード(6) 16着

3レッドスパーダ(14) 17着

2012

1シルポート(12) 12着

2カレンブラックヒル(3) 5着

3ダイワファルコン(15) 10着

 

過去10年 1-3-4-26

5番人気以内 1-3-2-7

 

人気馬の馬券率が半分をきっているように、あまり成績は良くないようだ。キタサンブラックが勝っているものの、2017は不良馬場であったためノーカウント、実質勝ちは無しだ。こう見ると、逃げ切るのは容易ではなさそうだ。

 

次にジャックドールについて見ていく。

ジャックドールはプリンシパルS(5)、ウェルカムS(1)、白富士S(1)と3回と東京を走っており、コースに対しては経験豊富である。また、白富士Sでは以下のような中だるみのないハイペースなラップを刻んだ。ラストのラップは落ちているがあまり鞭を入れてないためであり、体力が切れているということではおそらくないだろう。しかし、金鯱賞でもそこまで鞭を入れずにラストが12.3であり、本気で鞭を入れた時にどうなるかは未知数である。

12.8 - 11.3 - 11.8 - 11.8 - 11.7 - 11.8 - 11.5 - 10.9 - 11.4 - 12.4

 

また、父モーリスは札幌記念から天皇賞秋という同じローテで勝っており、その父スクリーンヒーローも宝塚から直行で2着と血統的にも相性が良さそうだ。また、スクリーンヒーローの初G1は4歳のジャパンカップ、モーリスは4歳の安田記念と晩成型の血筋であり、時期的にも良さそうである。

 

そして、やはり特筆すべきは札幌記念での成長だろう。番手に控えながら直線で飛び出すという今までとは違った競馬を見せ、作戦に幅を持たせることができた。枠順が内でなかったことからも、天皇賞秋でも同じように番手に控える可能性が高く、そうなれば上記の逃げ不利のデータにも当てはまらない。

 

その他、左回りが得意、モーリス産駒の東京2000の勝率等いろいろあるが、やはり最後に挙げたいのが厩舎の本気度だ。ジャックドールはこれまでの戦歴からもわかるように2000mの馬だ。そして、左回りの東京コースが得意である。となると春から言われていたことではあるが目標はこの天皇賞秋なのである。この後に控えるJCや有馬記念はまったく見ていない。この天皇賞秋が全てなのだ。この天皇賞秋に勝つために大阪杯の後は全休し、照準を合わせて調整してきたのだ。それに対して、シャフリヤールやイクイノックスはどうか。彼らはこの後のJCや有馬記念にも出走するだろう。となるとそちらも頭に入れた調整になる。いくらG1とはいえジャックドールほどのメイチというわけにはいかないのではないだろうか。本気度、そこが3強での勝敗を分けるカギになるだろう。

 

というわけで予想は

3連単 ー(3,7,8)ー(1,3,4,6,7,8,13) 18点×500

馬単 9-8 1000

                              とする。