続きです


病院で娘と会えた翌日、義母からのメール


【今日はふーちゃん、歌ったり踊ったり、いつものふーちゃんに戻りました。味噌汁も歯磨きも、お母さんの方が上手、と言われました。】  
【今日の宝物は、ネックレスセットでした、とっても喜んでいます。】

【夕飯に、ごはん、のり、唐揚げ、たくさん食べました。】


この数日、笑わない、食べない、だったのに。

味噌汁はばあちゃんより母さんの方が美味しい、なんて、減らず口きけるようになったなんて。

やっと喜んでくれた宝物。

やっと好きなもの食べてくれた。


あー。

このメール見て、また涙。

よかった。


義母から電話がかかってきて
娘が出て

『おかあさん!りすみちゃん、生まれたの?』

って。


ああ、声にも力が。



病院で私に会うまで、きっときちんと受け入れられていなかったんだと思いました。



病院でりすみちゃんを産むって言ってたけど…
産んだらどうなるの?
1週間…まだたたないのかな?
おかあさん、いるのかな?
りすみちゃんはどんななのかな?



もちろん説明してはいたけど、

大人とは違って、想像できないですものね。


それが私に会ったことで


【あ、お母さんは今ここにいて、いつものとは違うこんなパジャマを着ていて、歩き方がちょっと変で、お腹が痛いみたいで、りすみちゃんはこんな顔してて、りすみちゃんみたいのがたくさんいて、お母さんはお腹の痛いのがなくなるまでここにいて、お医者さんに治してもらうって言ってた】


色々なことに合点がいった、のでしょう。



そして、待っていればちゃんとお母さんは帰ってくるし、自分のことを忘れたわけでもないってわかってくれたんだと思います。


とにかく娘が元気になって、本当に本当に嬉しいです。

早く退院して、みんなであたふたしたい。

二人をぎゅーーーーーーーー!ってしたい。
潰れるほど抱き締めるんだ。

これからたくさん二人に感謝して、
恩返ししなくちゃ。

私のもとに生まれてきてくれてありがとう。






ああ。
退院まであと何日だ?
土曜日まで、長い…