顎関節症を治せる名医・専門医の歯科・矯正治療とは? -305ページ目

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September 23, 2001

ウタ・パーカスバーグ #30 Ext.

今日はこの他に#30の抜歯も行いました。

この#30についての既往歴は

ウタ・パーカスバーグの治療希望のメールで

詳しく説明されています↓。

*****

(7) 2001年の動き…#27と#29の間が少しずつ開き始める。#30のクラウンがどうにも気持ちが悪い。

顎関節の痛みが顕著になり、ドイツの健康保険証が出来上がるのを待って、2月23日、近くの歯科医Dr. Carola Kernerを訪ねる。

28日、PROPHYLAXEの際クラウンが壊れているのがわかり次の予約を取る。

3月12日、クラウンは簡単に外れ、内部は水爆状態に。神経を取ることになる。このころ「ほんとうの治療」HPを初めてみる。

3月21日、神経の処置の際ファイルが折れて内部に留まる。

いずれにしても根の先端の病巣が大きいという説明で、そのまま口腔外科医Dr. Dieter Neumannのところへ移動し、歯茎を頬側から開いて炎症を起こした歯根の先端を歯槽骨ごと取り除く手術を受ける。

術後の注意を口頭と文書でもらい、一週間後に抜糸、そのまた一週間後に傷の経過を見て、そこでの治療は完了。

骨が再び出来上がるまで半年ほどクラウンは待つように指示を受ける。

炎症の再発があるか質問すると、「ごく稀に、手術の段階で確認できなかった炎症の取り残しから再発することがあるが、時間が経たないとわからない」との説明がある。

(中略)

翌々日、#30の真上にある#3が下へ下がってきているのに気づいて慌ててDr. Kernerのところへ行き相談。

いままで付いていたクラウンを一時的にセメントでつけて、#3がもとの高さに戻るようにする。かみ合わせが急に高くなって頭痛と肩こりがひどく、翌々日にクラウンを削って低くしてもらう。

「#27と#29の隙間を閉じないと、今後骨が回復しても新しいクラウンをつけられない」といわれ、再び矯正科を訪れ治療計画書を作ってもらうよう頼む。

「ちゃんと歯医者に本当のことを主張しなきゃだめだよ。民主主義なんだから…」と言われながらも、とりあえず矯正の予約を取る。


*****

つまりこの#30は、日本とドイツの

ハイシャさん連合により、

メチャメチャにされてしまった歯なのです。

このままでも5年は持ちません。

しかもその間毎日鈍痛を感じ、

激痛にもしばしば襲われることがある歯です。

歯はそこにあってもウタ・パーカスバーグの生活は

滅茶苦茶になってしまうのです。

復活のための歯列矯正を行う以上、

一生持つという保証のない歯は

矯正の参加者にはなれません。

従って、抜歯となります。

#30はたった5分で抜けました↓。

1度治した虫歯は2度と虫歯にならないアメリカ最新歯科治療


外科的歯内治療の名目で根の先が切られています↑。

無惨です。

しかも今まで使っていたクラウンを戻すというのは

不適切としか言いようがない行為です。

外科的歯内治療を下から見た様子です↓。

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根尖は切りっぱなしで終わっています。

これでは一時しのぎの気休めの治療なのです。

Evidence Based Medicine (EBM)では、

外科的歯内治療は、推奨される治療ではありません。

予後が悪いからです。

しかも、一度根尖を切り取られたら、

その歯は、もう終わりです。

ウタ・パーカスバーグの場合も、

痛みで悩まされました。

アメリカ歯科標準治療では、クラウンを除去して、

通常のRCTを行い回復させる方法を取ります。

G.V. BLACK DENTAL OFFICEのデータでは、

それで回復する歯がほとんどです。

#30の抜歯よりウタ・パーカスバーグからは

細菌製造装置とも呼べる大きな病巣は

姿を消しました。

来週はGIを行い、修復治療が終わると、

いよいよ矯正に向けての準備が始まります。

非常に順調なウタ・パーカスバーグの治療です。



この頃はまだ「御茶ノ水Note」はありませんでした。

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