※注意事項
①こちらはリアルを元にした妄想です。実在の人物とは一切関係ございません。←これ重要
②本編は嵐活動休止後、2021年のお話です。
今回のお話は嵐が活動休止発表する前から始まります。
③Nさんリアルを元にしているので結婚しています。
④大宮強化担のため、結婚に対する扱いが少々酷いです。
⑤OさんNさんどちらにも女の跡があります。
それでもOKという方のみどうぞ。
その翌日、ニノの結婚が大々的に報道された。
静まり返った楽屋。
松潤はニノに「ツアーで報告はするな」とだけ言い、ニノはそれを了承した。
その日、二人の会話はそれだけだった。
side.S
「今日この後ちょっと呑まない?」
例の如く、ギスギスした雰囲気の楽屋。俺は松潤と話し合うため作戦を決行した。
「悪いけど…」
「まぁまぁまぁ、ちょこっとだけだからさ」
「ちょっ…」
断ろうとする松本を強引に誘って俺のマネージャーの車に乗せた。
「…明日も早いんだけど」
「だからちょっとだけだって」
諦めたように一言文句を言う彼に(第1関門クリア)と心の中で小さくガッツポーズをした。
「いらっしゃいませ」
「予約していた櫻井ですが」
「承っております。どうぞ」
個室に案内されると完全にプライベート空間。誰も俺達の会話を聴く者はいない。
「じゃ、とりあえず何か呑む?」
「…前置きはいいよ、本題は?」
話しづらいかと思って少し呑んでからにしようと思ったが、松本はふーっと息を吐いて射抜くような眼差しで俺を見た。…そうだよな、こいつもその話をしにきたんだから。俺も1つ深呼吸をして彼に向き合った。
「…今のお前の正直な気持ちを聴かせてほしい」
「翔さんはどう思ってんの?」
俺の心の奥深くを探るように見つめてくる。まぁ実際、それを俺から聴きたくて忙しい中此処に来たんだろうから。
「…複雑だよ、凄く。ニノの選択が正しいとは思わない」
「じゃあ」
「でも、否定はしない。ニノの気持ちを踏みにじることになるから。」
そうキッパリ言うと、松本は少し驚いた顔をした後、少しだけ微笑んだ。
「…うん、翔さんはそうだよね。なんか安心した」
「…潤」
「でも、俺は許さないよ。あの自己犠牲精神だけはね」
ニヤッと漸く彼特有の笑顔を見せた。松本潤とはこういう奴だ。厳しいこともあるけれど、それは相手を想う彼の優しさ。そういう人間がいるからこそ嵐は『嵐』なのだ。
「そっちは任せるよ」
「お互い様」
…うん、俺達はこうやってバランスをとっていかないとな。
それから、一杯だけ酒を呑み、明日も早いからと店を出た。
「潤…俺はただいつも通り皆で笑い合いたい。それだけだよ」
今回のことであの日常がどれだけ自分にとって尊い時間であったかがよくわかった。だから、その時間を取り戻したい。このまま休止して皆で会えなくなってしまうのは耐えられない。そんな自分の我儘な気持ちを彼に伝えた。
「…うん。ちょっと時間かかるかもしれないけど…俺も皆でワイワイしてる時間が一番好き」
少し笑みを浮かべながら、そう彼は言った。
俺達は『嵐』が好き。それをお互い再確認して、なんだか酷く安心し、クスッと笑い合った。
じゃあ、またと彼と別れ、それぞれ車に乗った。
車窓に映る大都会の夜はまだ更けず、キラキラと輝いていた。
おそらく、彼は自分自身にも怒っている。こんな時期に記事を書かれ、撮られたのは最近じゃないとしても、それがニノの堪忍袋の緒を切ってしまったのだから。…彼らが元の関係に戻るにはもう少し時間がかかるだろう。
…でも、俺達は大丈夫。そう、今日確信できた。
「あとは任せたよ、相葉くん」
より複雑なのはあっちだけど…まぁ、彼なら上手くやるだろう。
また日が空いてしまってすみません…💦
今TVer磁石づくしで観ても観ても終わらない…
と思っていたら失恋ショコラティエもあって…当時父親が全くドラマ観させてくれなかったからこれを機にあの時観れなかったものたちを見尽くしたいのだけれど…時間が全く足りない!!!!!あと、観るの2回目なんですが、山田太郎物語はどーしても御村くんと山田くんの話としか思えない。
![泣き笑い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/592.png)