シラーズを昼頃でて 車でペルセポリスに向かう。

大体1時間くらいの道のり。

 

ホテルに迎えに来てくれたガイドさんのキャラクターが濃い!

濃いよ、濃すぎるよ!ってくらいのインパクト!!!爆  笑


サ、サルバドール・ダリ?

お名前は「アリ」さん。名物ガイドらしい。ものすごく流暢な英語を話す人で

ほかにスペイン語とロシア語もできるそうな!すごいーラブラブ

 

ペルセポリス!超来たかった場所!

アケメネス朝ペルシア帝国の都で、ダレイオス1世(ダーラヤーウ1世)が建設した宮殿群。

もちろん世界遺産。紀元前520年に建造に着手ですって。

紀元前331年にアレクサンドロス大王に破壊された際に持ち出された宝物は今の価値でおよそ500億円超!

運び出すのにロバ1万頭とラクダ5千頭を使ったとかなんとか・・・

アレクサンドロス大王、しかもめっちゃペルセポリス焼いちゃったから、廃墟になってしまったんですって。

もっと詳しい歴史はこちらを参考に

 

 

 

◆ペルセポリス情報参考サイト飛び出すハート

https://www.iransafar.co/persepolis-ultimate-guide/

 

 

入場料100万リアル、300円くらい?

入口です。クセルクセス門 広い、でかい。

 

人面有翼獣神像、人間の顔を持つ翼の生えた牡牛

ライオンが牛の尻をがぶりんちょ。

これは、季節の交代を表しているらしい・・・こんなに痛いやり方しなくてもいいのに

おうし座の私はなんか不愉快になった。

獅子が大王で牡牛が敵、つまり大王が敵を倒す姿を意味するという説もあるそうな。

ゾロアスター教では春が1年の始まりなので、春強い!ライオン強い!なのかもしれない。

 

レリーフ

諸々の民族の王が彫られていてヒエラルキーを表している。

一番偉いのはもちろんダリウス王

王にささげる貢物を説明したレリーフ。

民族ごとに特徴のある貢物を運んでいる。

後宮の遺跡。ここで聞いた恐ろしい悪女の話がすごかった。

ユダヤ教徒の側室が本妻の座を奪い取り、王を腑抜けにして傀儡にし

反対勢力の数千人をぶち殺した、とのお話・・・怖い。

 

ダリウス一世が帰依していたゾロアスター教のシンボルも

ちょいちょいありました。

私の中二病魂をゆさぶるこのシンボル!!!

ちなみに日本の車会社 マツダのマークはこのアフラ・マズダのシンボルから来ているそうです。

→mazdaのウェブみてね

 

 

とても広い!ゆっくり歩いて2時間くらいかかりました。

アリさんの説明を聞きながら、当時の様子を想像しつつ、

アケメネス朝ペルシア帝国の都を堪能したのでした。

遺跡自体はぼろい。でも、一生懸命リカバリーしようとしている。

20年前に訪れたM様曰く、当時は屋根も入場禁止のガラス板もなく、

遺跡に乗りたい放題、お土産に広い放題だったらしく、説明板もなにもなかったそうな。

今や観光地としてきれいに整備されており、見どころ満載の遺跡だと思う。

 

状態の良い遺跡は大英博物館とルーブルに収められている、んだそうです・・・

 

こんな感じの飲料水がちょいちょいあるのも観光地らしい。

歩いていると暑いし、乾燥しているから喉が渇きます。まめな水分補給大事ね。

遺跡の説明がなんとQRコード読み込みで見れます。

ほかの観光地でもQRコードをすっごい活用していて、説明の音声ダウンロードができたり、

英語のサイトがあったり、と観光に力いれてる!という気合が感じられました。

もともとイラン人はおもてなし精神にあふれていて親切だから、

観光業にもあっているんだと思う。

ダイオレス一世とアルタクセルクセス2世が一緒に描かれているレリーフ

ミニチュアの全体像

ペルセポリス観光のあとは、アリ・カフェでコーヒータイム!

アリさん、コーヒーやココア、紅茶数種類いろいろ準備してくれてました。

さすがプロ!