スポーツはするのも観るのも好きだ

休日、父親は朝から晩まで居間のソファに座ってスポーツ中継を観ていた

理由を聞くと唯一筋書きのないドラマだと言っていた

 

そのレガシーを私も継承している

オリンピックに続き、パラリンピックでも痺れる試合が目白押しでTV前から離れられない

自国開催のオリパラを経験するのはおそらく今回が最初で最後だろう

そんなモチベーションもあり、9 to 5の仕事以外は寝食を除いて、呑むかTV観戦の二択になった

 

以前取り上げたパラ競泳・木村選手

悲願のバタフライ100m金!

健常者の私たちには想像もできない苦労を乗り越え、

競技に希望を見出して夢を叶えた

車いすラグビー池選手をはじめ、水泳の鈴木、山田(美)選手、ボッチャ杉村選手

勝利のため全身全霊を注ぐ姿、その不屈の闘志から多くを学んだ

 

■ 水泳[パラリンピック] 鈴木孝幸選手インタビュー

■ 山田美幸の生い立ちと家族|亡き父親とのエピソードやメンタルの強さの秘密

■ 水泳 木村敬一選手インタビュー

 

木村選手は早くから視力を失い、他の人が泳いでいる姿を見たことがない

想像だけで一からバタフライの泳法を完成させた

先日もスポーツ番組のインタビュー中、背景でリオの映像が流れていたところ

会場音声だけで気づいて「あ、これ前回の大会ですね」とコメントしていた

その研ぎ澄まされた聴覚もさることながら、渡米してから学んだという英語の能力も高く、インタビューのコメントも奥深い 多彩な才能を持つ選手だ

 

最近、読み始めた。アイドル風に扱われている表紙を見たら、本人も驚くだろう。

 

自国開催でまとめて見ることができて、パラリンピックへの見方が変わり次回が楽しみだ

「赤字額がどうだ」とか問題定義のニュースばかり目にするが、開催したプラス面も想像以上に多い祭典だった

 

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日本の人口:1億2,530万人(2021年8月末時点)

累計感染者:158万人(2021.9.6時点)

感染者の割合:1.26%

 

国内感染者の割合が1%を超えた

人口100人に1人以上が感染している

JRや都営地下鉄の車両に乗ったら同じ車両に最低1人は感染者がいる計算だ

 

今、オフィスや学校のクラスなど人が密集している場所に

(空気感染が可能と言われる)3分間以上、身を置くのはリスクだ

 

コロナ禍では、国や組織の判断に委ねず、自らの感覚で危機管理をすることが大事だ

社会や周りの空気を読み過ぎて自己判断を誤ると、後遺症などで一生後悔することになる

自分の身体は自分で守る ーー  その精神をコロナは否が応でも我々に植え付けた

戦いはまだ続く

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菅首相が総裁選不出馬を決めたそうだ

オリンピックの開会/閉会式とどこか似ている

周りの空気を読んで、読んで、

勝てる見込みが無くなったら戦うことを辞めてしまった

 

TOKYOオリンピックの開会/閉会式も

世界や一部国民の空気を読み過ぎて、低調な出し物のオンパレードとなった

 

FOX TVはオリンピック開会式を「葬式のような式典」と報じた

■ ‘Like attending a funeral’: Fans slam ‘worst ever’ Opening Ceremony

“That was the worst opening ceremony I've ever seen. Like attending a funeral.”「最悪の開会式。まるで葬式のようだ。」

https://www.foxsports.com.au/tokyo-olympics-2021/tokyo-2020-olympics-opening-ceremony-reaction-covid19-coronavirus-news-social-media/news-story/bbc05cf5d1e5ac930bb839a9104891fd

 

オリンピックは自国を世界に宣伝できる、数少ない祭典

アメリカや中国だったら、コロナ禍などお構いなく自国宣伝をするだろう

何兆円というお金を投じて、我が国の宣伝もせず良い子ぶっている国を世界は評価してくれない

New York Times はオンタイムで記者たちがコメントを載せていた。

https://www.nytimes.com/live/2021/08/08/sports/closing-ceremony-olympics-tokyo#the-japanese-culture-that-was-missed-in-the-opening-ceremony-is-here-at-the-closing

 

■ I guess Super Mario will not be returning to hand over the Olympic flag. Prime Minister Shinzo Abe appeared in Rio de Janeiro dressed as the video game character to accept the flag back in 2016.

「スーパーマリオは今回現れないようだ。2016年のリオの閉会式では、安倍首相がスーパーマリオに着飾って登場した。」

 

■ That really was the best moment of the 2016 closing ceremony for me.  

It was. And an excellent example of one of the icons of Japanese soft power that were puzzlingly absent from the opening ceremony.

「あれは2016年の閉会式で最高の瞬間だった。開会式では日本が世界に誇るソフト・アイコンたち(アニメやゲームキャラクター)が不思議なことに一つも出てこなかった。」

 

puzzlingは英英で、'confusing and difficult to understand or explain' という意味

だから「日本のアニメ、ゲームは世界的に有名。普通ならそのキャラクターを出さないという選択肢はない/出さないことは理解できない。」となる

英日辞書だとpuzzlingは「不可解」とあるが、これだと正しい意味まで導けない

日本語訳を丸暗記していても細かいニュアンスを理解できない理由はたくさんある

 

■ Japan is a shrinking and aging country in which the government has not been able to adequately convince women to raise the fertility rate.

「日本は萎みつつある高齢化社会だ。政府は出生率を上げる効果的な対策をこれまで打ち出せていない。」

 

式の真っ最中に記者にこんなコメントを書かせるのも、ディレクションに欠けた開会式・閉会式があまりに無味乾燥で、我が国が萎んでいく国に見えたからだろう

 

世界の共通認識はいまやNETというグローバル環境で広く共有され進化している

世界の若者はメディアの報道を自国の記事に捉われず日々閲覧している

一方で我が国民の英語読解力は低く、世界発信されている記事の真意を読み取る力もない

世界で日本が置かれている立場を理解できないまま、狭い国内で足の引っ張り合いをしている

その最たる結果がTOKYOオリンピックの開会/閉会式だった

 

若者はこれから空気ばかり読んでいる日本の悪しき慣習を捨てて、自らグローバルな感性を身につけ世界に羽ばたいて欲しい

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BTSのRMは親の勧めでアメリカのドラマ「Friends」を観て英語を学んだ

彼が国連に招かれて英語でスピーチしている姿を見た方も多いと思う

 

言語は勉強科目ではなく、生活するためのツールだ

学ぶためには生活に根付いてなければいけない

となれば、自ずと正しい学習法が見えてくる

生活で体験しているように言語に触れることだ

ドラマ、小説は、主人公を通じて擬似体験ができる

「Friends」の会話は男女関係、SEXネタが多く、このトピックは老若男女関心が高いため会話のフレーズが記憶に定着し易い

 

 

好きなこと、興味があることを新聞や小説、ドラマで追いかけてみよう

BTSファンなら、Google の検索窓に「BTS Jung kook latest news」 と入れて、検索結果に表示された英語記事を毎日15 分集中して読んでもいい

これを、3ヶ月、半年、1年間続ける

この方法で身体に入った言語感覚は消えない

自転車に1回乗れるようになると一生忘れないのと一緒だ

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ZZ TOPのベーシスト、ダスティ・ヒルが亡くなった

ZZ TOPはアメリカ、テキサス州出身の3人組ブルースロックバンド

1969年に結成、ブルースベースのサザンロックにポップで近代的な味付けをした曲が80年代に大ヒットした

80年代といえばMTVの全盛期でもあり、彼らのヒット曲の多くが印象的なミュージックビデオになっている

 

ZZ TOPの代名詞といえば長い髭と男臭いヴォーカル、そして演奏力の高さだ

大ヒットした「LEGS」のMTVを見てみよう

 

ZZ Top - Legs (Official Music Video)

 

「LEGS」はループの打ち込み音声とLOUDなギターをブレンドして個性的な曲に仕上げた

時はレーガン大統領の時代

映像もいかにも大国アメリカ的、ベタといえばベタだが、どんなアレンジをしても彼らの曲はカッコいい

 

1987年、初来日の武道館公演を観に行った

会場に来ているのは、ゴツい革ジャンを着たRock Barでも経営してそうな兄ちゃんばかり

当時20歳そこそこの私は彼らを見て、コレコレと興奮したものだ

本物のロックを聴くホンモノの男たちである(かは分からない)

我々の期待をよそにZZ TOPは「LEGS」のようなヒット曲をほとんど演奏せず、

ミッドテンポの通しか聴かないようなブルースロックをたくさん演奏して帰っていった

そんなミュージシャンシップにまた惚れ込んだ

 

ちなみに私が最もカッコいいと思う曲はZZ TOPの「TUSH」だ

この曲には骨太のヴォーカル、ドライビングするギター、ROCKに必要な要素が全て詰まっている

ZZ TOPはギターのビリー・ギボンズとダスティが曲によってヴォーカルを交互に担当した

「TUSH」のヴォーカリストはダスティだった

 

スタジオバージョンで是非聴いて欲しい

高速を走っている時、これ以上気分を高揚させる曲はない

ZZ TOP - Tush

 

武道館ではこんな曲ばっかり演奏していった

3ピースで独特の雰囲気を醸し出す本物のロックバンドはZZ TOPしかいない

ZZ Top Live at Crossroads Eric Clapton Guitar Festival 2010

 

ギターのビリー・ギボンズはブルースギターの名手だ

Live From Daryl's House - La Grange -

 

グラミー賞のノミネート3回、2004年「ロックの殿堂」入り

ダスティが亡くなった今、ZZ TOPがバンドを継続するかは未定だ

 

唯一無二の個性で頂点まで上り詰めた本物のロックバンド

1stからどのアルバムも秀逸で、

聴き込むとロックバンドの真髄が分かってくる

バンドの存続を願うと共に、冥福をお祈りしたい

 

追悼記事:Dusty Hill, Long-Bearded Bassist for ZZ Top, Dies at 72

 

 

guzbloom