退院後のトランプについて、

治療で投与したステロイド系抗炎症薬 (dexamethasone)でおかしくなったと話題になっている

 

・科学者を含め自分の味方全員を非難し始めた

・変なダンスを始めた

など言動や行動の変化を指摘され、笑いのネタになっている

 

こんなビデオが作られた

 

新聞記事にはトランプに投与したステロイド薬の副作用について書かれている。

Trump steroid treatment for COVID-19 raises potential side effect risk

Dexamethasone is used to treat 〜. In addition, side effects can include physical problems such as blurred vision and irregular heartbeat, as well as personality changes and difficulty thinking, according to the International Myeloma Foundation.

(強いステロイド薬により)人格の変化や思考力の低下など副作用が現れる可能性がある

 

米国で人気のナイトショーでもステロイドネタで毎晩盛り上がっていた

トランプはもともとバイタリティがあるので、直近の行動や言動がステロイドの影響とは思えない

彼は追い詰められた状況を把握した上で、あのような言動を繰り返しているのだろう

 

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今回の選挙において隠れトランプ票は存在しない

 

2016年の選挙で隠れトランプ票を投じたのは、

①ヒラリーが嫌いでトランプに投じた民主党支持者

②中西部で収入が安定せず、オバマ配下の社会状況から変えてほしいと共和党トランプに託した人(特に白人の中低所得者層)

彼らの多くが今回バイデン支持に流れると予想されている

 

さらに前回、トランプ、クリントンの両方に投票しなかった浮動票が隠れバイデン票となって結果に現れそうだ

カマラ女子の効果で 女性票も上積みされる

 

記事: Why These Voters Rejected Hillary Clinton but Are Backing Joe Biden

前回ヒラリー・クリントンに入れなかった有権者が今回バイデン支持に廻る理由

 

結果として、現時点での約10ポイントリードに隠れバイデン票が加算され、民主党圧勝の公算が高くなってきた

 

トランプがコロナに掛からなければもっと接戦になったはずだ

キャンペーン中に想定外の出来事が起きたのは彼にとって不運だった

しかし、トランプの凄いところはそんな状況など顧みず、あらゆる手を使って勝負に勝とうとしているところだ

 

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トランプは次の討論会で何を話すのか

 

次回はお互いの発言中、口出しできないようにマイクOFFするシステムを導入するという

国を代表する大人の討論会にそんなシステムを導入するとはなんとも恥ずかしい

それをやってしまうのがエンターテイメントの国アメリカの面白いところでもある

 

バイデンリードとはいえ、どんでん返しが多い今回の大統領選挙は最後まで見ものだ

 

guzbloom

 

 

※ 副大統領 討論会のスクリプトはこちら

※ 史上最悪の討論会と言われた、第1回目のトランプ VS バイデンのスクリプトはこちら