人を恨む人


散々恨んだなぁ~・・

人生46年間で何人の人を恨んだかなぁ~

その度、納得しようと、乗り越えようと

不のパワー全快で生きてきた。


パワーにもいろいろありますが

不のパワーは絶大な力があります・・

最大の不のパワーは24歳の時でした。


実は私本当の(生み親)を知りません。

生まれる前から既に捨てられる事が

決まっていたみたいです。


どんな理由があったか知る事も

知りたいとも思いませんが

よほどの事だったのでしょう・・


まぁでもこの事はたいした問題ではありません!!

そのお陰で今の自分がいることは

紛れも無い事実なのですから・・


話は戻りますが

24歳の時、最も尊敬する父親が

肺がんで他界し

当時経営していた製造業を

引き継ぐ事になりました。


当然、親戚も心配してくれていると思っていましたが

父も1度当時経営していた会社の前に

大きな会社を親戚に乗っ取られた事がありました。


追い出された後、小さな会社を立ち上げ

徐々に大きくしてやっと前の会社に負けないほどの

会社に成長させてきたのですが

6年で倒産させ、逃げていたのに・・


他界する3日前のこと

その親戚が病院に現れ

父のベットの前で土下座したのです。


『兄さん・・ 申し訳なかった・・』

『息子の事は任せてくれ!』なんて云いながら・・


既に父はガンが脊椎にも転移し

下半身が麻痺するまで病状が進み

絶対に治って仕事する事を口ずさんでいたのに

そんな事云われたら、当然モチベーションも下がるでしょう・・


しかし、薬で意識も朦朧としながら

『頼む・・』とだけ伝え目を閉じ

眠りについた時の顔は穏やかだった・・


その3日後召されました・・


友引も重なり、長い間家で最後の時を過ごしましたが

私は機械を動かし、仕事した事を思い出します。

周囲からは、普通じゃないとか、こんな時にも・・

など云われましたが、

その親戚のおじさんが『兄さんがきっと望んでいるんだよ・・』

なんて、かばってくれたことも記憶にあります。


葬儀も終え、本格的に仕事を始めたとき

連絡がありました。


新しい仕事をするから

協力してくれないか!


話を聞くと確かに大きく説得力のある話でしたが

設備・準備でかなり大きな資金が必要でした。


当時の私に何とかなるか分からない程でしたが

今まで父が育てた会社の信用と

おじの作った企画書のお陰で

何とか工面することができ

先方の会社との契約も済んで

設備をして、契約金を払い込んだ日に

不通・・


何日も連絡が取れないので

おじの会社に出向くと

イカツイ人が入り口を固め

殺気だっている状況を見た瞬間

真っ白になり

恐怖より勢いで会社内に入り

中を見るとグチャグチャに荒らされていて

関係者は一人もいませんでした。


契約した書類があったので

父が残した会社にもかなりヒドイ追い込みもあり

普通の生活も出来なくなるほどでしたが

簡単には引いてくれません。


従業員を守らなくてはならない、

家族を守らなくてはならない、

父の会社を守らなくてはならないと

守ることしか頭になかったので

何時間も、何日も話し合い

相手に満足してもらい

一旦落ち着きを取り戻して

直ぐに本家に相談に行きましたが

云われた言葉は

『お前は血が繋がっていないから

敷居を跨ぐな!』


ですって目


それから憎しみ・恨みで生きた3年間


頑張れました・・

頑張りと言っていいのか分かりませんが

頑張りました。


不のパワーが無かったら

生きられなかったともいえると思います。


今になって感じるのは

その頃の事をほとんど覚えていない・・


きっと楽しい事もあったと思いますが

まったく良い事も、そうでないことも覚えていないのです。


生きていく中で無駄な時間は無いと思います。

私が変るために与えられた試練・・

こんなに大きな試練が無ければ私は

変わる事が出来ないほど

頑固で、自分勝手だったのでしょう。


お話は戻りますが、

人を恨むことで乗り越えられる事もありますが

冷静に人生の答え合わせをすると

きっと、何らかの意味で納得というか、

受け入れる気持ちが創られます。


恨むという事は、自分の非を認めることの出来ない

成長することが出来ない状況かなぁ

なんて思うことが多くなりました。


恨むことも実際必要なこと

でも、恨む事で生きる

不のパワーは実際悲しい事・・


苦しみや、悲しみや、恨みなどを

乗り越えると、乗り越えた自分と

出会うことが出来ます。


何年かかかってもいいと思います。

乗り越えようとしているうちは

乗り越えられていません。


乗り越えた事に気付いた時が

その時・・


乗り越えられたカナ・・

もう、この話を自分からする事は最後にします・・





ランキングに参加中!!応援のクリックお願いします。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 占いへ

にほんブログ村