総理大臣野田佳彦氏は生まれながらにしてカリスマ性をお持ちの方です。

情報収集能力に優れ成せば成るの精神で物事に取り組む姿勢を持っていますが、

あれも、これもという状態が多くなると何一つ結果に結びつける事が出来なくなり

今までと同じブレて辻褄が合わない発言で世間から信用を失ってしまう可能性が高いと

思われます。



しかし、内閣官房長官、外務大臣に結果を出す事が得意な精神性を持つ方を側近に置くことで自分が最も苦手な分野を担当していただく人事をしています。

しかし、問題はメディアでも話題の玄葉光一郎の外交に不慣れな人を外務大臣にした事は大きな問題となる事でしょう。玄葉氏は熱い精神を持っていて、真剣に物事に取り組む姿勢は評価できますが、精神的にかなり不器用な方です。自分が経験した事や、得意な事は素晴らしい成果につなげる事が出来ますが、経験した事が無い事、自信が無い事には対応するまでに時間がかかります。


総務大臣 内閣府特命担当大臣 ・地域活性化担当を兼任する平野達男氏のように再任して今までの政策を継続できる立場にいる人は問題ありませんが、財務大臣安住淳氏は慎重で中々物事を進める事が出来ないと思われますので、早急に解決に向かわなくてはならない財政問題や、景気回復は二の次の問題となってくるでしょう。


結論から言いますと、今までとさほど変わらない・・


結局問題を解決する力を持たない総理大臣と、パフォーマンスを重視する内閣のブレが生じ結局は今までと同じ結論になることが推測できます。



以前も綴ったことがありますが人間には、得意な分野を責任持って活動する事がブレを無くし、スムーズに結果を導き出す最短距離です。



新総理が得意とすることは、いかに現状を良くするために今の日本の良い部分を大きく成長させる事です。



問題点の改善より、持っているカリスマ性を活用し、成長させる為のリーダーシップを取っていただきたいと思います。