日本棋院生で船橋市の東葉高校1年、大西研也さん(16)=市川市=が、
11月の囲碁のプロ棋士採用試験に3度目の挑戦で合格した
プロを目指す院生は約100人いるが、高校生でプロになるのはごくわずか![]()
近年は中国、韓国勢に押され、低迷が指摘される日本の棋界(きかい)で、
大西さんは「世界に勝てる棋士になりたい」と夢を膨らませている
漫画「ヒカルの碁」にあこがれ、茨城県高萩市の祖父の手ほどきを受けたり、
近くの公民館で大人と手合わせ
石を取られるのが悔しく、ルール本などで勉強し、
同2年からは船橋市内の私塾「山下塾」に通い、プロを目指す
同世代の子ども相手に力をつけた
その後、同4年で挑戦した少年、少女向けの全国大会で準優勝
これがきっかけでプロ入りを目指す気持ちが固まり、院生になった。
山下塾で指導した山下功さん(74)は「過去二十数年間に教えた
約300人の中でもずば抜けている![]()
こっちが感動するようなすごい手を打つときがあった」と振り返る。
常に実力が試される院生。成績順のクラス分けでも、
上位と下位のクラスを行ったり来たり。
中学2年、同3年で受けた試験も合格せず「つらかった」と話す。
院生に在籍できる17歳の年齢制限も迫る中、
今回の試験は「形勢が悪くなってもあきらめない」との気迫で臨んだその結果、
16人のリーグ戦を経て選ばれた2人の合格者中、
12勝3敗のトップでプロ棋士の資格を獲得した![]()
日本棋院所属のプロは約300人。大西さんは来年4月から、
プロ棋士としてタイトル戦に挑戦していくことになる
「小学4年から目指していたプロになれるので本当にうれしい
20歳4カ月で史上最年少名人となった井山裕太九段のように
タイトルを取って日本の棋界を強くしたい」と話している


