囲碁の魅力を実感してもらおうと、「IGO FESTIVAL 2011」が
11月12、13日に東京・JR目白駅周辺の店舗など8カ所で開かれた
フランス料理・落語・音楽などと組み合わせた斬新な試みで、
若者ら約2600人が楽しんだ
企画は、若者へ囲碁普及に力を注ぐボランティア団体「IGO AMIGO」
昨年までは六本木ヒルズ(東京・六本木)などで開催
5回目の今年は「街と一体化して囲碁を盛り上げたい」(実行委員会)と、
庭園や古民家が残り、文化の薫り漂う目白を選んだ
コーヒーを飲みながらのカフェ対局や、フランス料理を食べたあとで初級者講座、
ライブハウスで囲碁を題材にしたラップ演奏、
囲碁がもとで旦那がケンカする落語「笠碁」の上演など
視察した日本棋院の大竹英雄理事長(69)が
「ふだん(日本棋院会館で)見かけるより、若い世代が楽しんでおられた」と驚いたように、
どの催しも活気にあふれていた
場を提供した側も協力的で、藤沢秀行名誉棋聖(1925~2009年)の書を
4点展示したギャラリー「上り屋敷」の若原典子さん(65)は
「書の掛かった空間でプロ棋士と対局とは、なかなか思いつかない」と感嘆していた
「囲碁を知ってもらうため、間口を広くした」(実行委)という華やかなお祭りが、
地味な囲碁に興味を持つ人を増やす契機となるか


