前回のブログでは...

企業が求めている、主体性やチャレンジ精神は、他人に比べて低い、あるいはそもそも無いと思っている人に対して、こんなアドバイスをしました。

「自分には主体性やチャレンジ精神があったはずだ!」と思って、これまでの経験を見なおせば良いのです。探し出せば良いのです。

いやいや、本当に全く無いんですよ! と言う人は、これから主体性やチャレンジ精神を作って下さい 。

...なんだか無茶振りしているみたいですが(汗)、これから詳しく説明しますね。

まず、主体性やチャレンジ精神をこれまで意識したことが無いという考えを、思いっきり棚上げして下さい。とらわれないで下さい。邪魔になるだけです。

そして、頑張った・チャレンジしたという意識があったかどうかは関係なく、

「時間を掛けたこと」 「やり続けたこと」 「エネルギーを注いだこと」 
「やってよかったこと」 「やらないよりはやっておいて良かったこと」
「お金を掛けたこと」

...と思えることを、最近の経験から書き出してみて下さい。
(高卒で就職する方なら高校時代から、大卒で就職なら大学時代から、第二新卒なら社会人での経験から、探してみて下さい。)

親に言われてやったことでも構いません。華々しい成果が出ていなくても構いません。人に誇れるとは思っていなくても構いません。

例えば、こんなことでも良いのです。

・健康には気をつけていた。毎日では無いが、極力生活のリズムを一定にしたり、きちんと3食食べたり。親も配慮してくれて食事の材料に気を使ってくれた。

・住んでいるエリアに加えて近県でのAKBのコンサートには欠かさず参加した。

・とにかくゲームが大好き。有名なゲームは一通りこなしたし、結構、高いスコアを記録した事もある。RPGなら、かなり早く終わらせることが出来たことがある。

そして、そのような行為を行う前と、行った後で、自分にどのような変化があったか。どんな成果があったと言えるか。あるいは、そこにどんな意味を見出せるか。振り返ってみて下さい。

→ これがとっても大事! そこで変化しているはずなのに、変化しないと思い込んでいる人がとっても多いです!。あるいは、学びや成果があったのに、それがあったとは思っていない。

例えば、健康に気を使った場合、健康度合が増していませんか?あるいは、調子の良い状態がキープ出来たのでは? 良い状態を保てたことも、立派な変化です。

AKBのコンサートに行く為に、お金や時間のやりくりをしませんでしたか?感動しませんでしたか?勇気をもらいませんでしたか?

ゲームで高得点を上げませんでしたか? 集中力が前よりも上がっていませんか? クリアするために色々調べたりしませんでしたか?

それらの中には、ほぼ確実に、変化や学びや成果があるのです。
それを認識しさえすれば、あとは、その変化や学びや成果に対して、アピールになるような説明を考えればOK。

あくまで例えば、ですが、こんな言い方が出来るかもしれません。

「健康には人一倍気をつかっています。自分なりに快調な状態を保てる方法を見つけ出しました。コツは生活のリズムと三食の食事とその食材に拘ることです。」

「コンサートに行く為の時間とお金のやり繰りに苦労しましたが、事前の準備・管理の結果、問題なく4か所で参加する事が出来ました。そして彼女たちの頑張る姿を見て感動し、自分も頑張ろう!と強く思いましたし、他人を応援することの素晴らしさやヤリガイも感じました。」

「ゲームを3時間にわたって集中して行い、クリア出来た時の達成感は格別なものがあります。集中力や神経の細やかさが要求されますし、事前に展開を予測できるように調査したりデータを記憶しておいたり、かなり頭脳をフル回転させていると思います。」

...どうでしょうか。

上記の説明を、こんな風に言ってしまう人が多いんですよね。

「健康だけが取り柄です、そこは自信があります」

「夏休み期間や休日を利用してコンサートに行ったりしてました」

「趣味はゲームです」

味も素っ気もないでしょう?

違いを生むコツは何か。まず、大したことはしていないという意識を棚上げすること。

そして、時間を掛けたことやエネルギーを注いだ経験の中で、変化・成長・成果のあった部分を探し出すのです。どんな些細なことでも、大したことないと思っても、否定せずにいったん書き出す。

最後に、アピールになるような説明を考えてみる。自分で思いつかないなら、先生や親御さん、社会人になっている先輩達に聞いてみるか、添削してもらう。多分、さしてお金も時間も掛からないことでしょう。

下記の要素を盛り込むようにすると、材料がそろい易くなります。

「その経験には、(自分なりに)どんな意味があったと思うのか」

(MEANING)

「どんなアプローチや準備を行ったのか」(APPROACH)

「(些細なことだったとしても)どんな成果があったのか」(RESULT)

「(些細なことだったとしても)どんな変化があったのか」(CHANGE)

「どのようなプロセスで行ったのか、頑張ったのか」(HOW)

頭文字を取っていくと、MARCH(=春)ですね。
良き春を迎える為にも、MARCHを考えてみて下さいね!。

あ、それから! これから主体性やチャレンジ精神を作る話は、まだでしたね...スイマセン。ちょっと長くなりすぎたので、次回に書きますね!。