さて反抗的決断により、「何かで負けたら得意種目で勝てばいい作戦」を実行し、何とか辛い中三時代を切り抜けた私でしたが...。

その作戦の「盲点その1」は、中学時代の友人とは、ほぼ丸ごとご縁が無くなってしまったことでした。といっても自分が選んだことですが(^^ゞ。

そして今回は、「盲点その2」。何かというと...。

それは、本質的にクリアしたわけでは無かった分、「また同じような問題が生じる」 ということなんです。

今思えば、余りにスイート過ぎる考えなのですが、中学時代を終えて高校に行ってしまえば、もうその問題ともオサラバだと思っていたワケですね。

しかし人生、そんなに甘くなーい!ワケなんです。
往々にして、「未解決の問題は、また現れる」ものだと思いませんか?

逆に言えば、「問題をクリアするチャンスが何度も与えられる」とも言えますが。

高校に入ってからは、中学時代のように総スカンを食らうようなことは無かったですが...怖かったですね。

例えば、誰かにからかわれるようなことってあるわけですけど、それが高じて、皆から悪く思われたらどうしよう、孤立したらどうしよう?などと、怖れていました。

だから極力、そうならないようにしよう!と、決意したわけではないけど、いつの間にか無意識的にそうしてたんじゃないかと思います。

ところが一方、これもまた無意識的なのですが、孤立しそうになる出来事ってあったんですね。自分で無意識的に呼び込んでしまって。

そして、ある種の寂しさみたいなものって、ずっと付きまとっていたように思います。友人はいるんですけど、それでも埋まらない寂しさがあったような。

だから、たまに思ってました。
「俺って、なんだか一人だよなー」...なんて。

いや、自分で勝手にそう思ってただけなんですけどね。友人もいたわけで。

大学に行ってからも、そんな感じでした。友人は高校から更に増えた感じがありましたが、なのになぜか、

「俺ってなんだか一人だよなー」...。

その寂しさを埋める為に、よく長電話したり、喫茶店で長々話し込んだり、していましたね。付き合ってくれた友人の皆さん、今さらですが、有り難うございました(^^ゞ。

まあ、高校大学は、何とか切り抜けたのですが、社会に出てから、またもや同じ問題が、よりハッキリと生じることになります。

そのあたりは、また次回に...。