少々、切り口が変わりますが...

モチベーションを上げたり、維持するのに役立つ理論は、いくつかありますね。

例えばブルームという人が提唱した「期待理論」というのがあります。
以下、定義を簡単にまとめたものです。

「人間は努力したらばそれに応じて報酬が得られるという期待から動機付けされる。その時の報酬がどれ位価値があるのかも動機付けに繋がる。つまり動機の大きさは、(努力に応じた)報酬の存在と、報酬に対する価値の組み合わせで決まってくる。」

うーん、まだ長くて分かりづらいですね。 もっと簡単にいうと、こういうことかな?

「モチベーション=努力に応じた報酬予測 x 報酬の価値・魅力」

これ、「モチベーション=報酬予測 x 報酬の価値・魅力」 ではないところが、大事だと思います。

「努力して頑張って、大手企業の社長を目指しなさい! そうすれば年収1億円もらえますよ!」

と言われて社長を目指す人が、どれくらいいるでしょうか? 
いるかもしれないけど、きっと少ないと思います。

つまり自分の努力によって届きそうな目標でなければ、あるいは、その努力が出来そうで無ければ、努力する以前にハナからあきらめることでしょう。

自分の努力とか目標達成までのプロセスが、報われそうで、実際にやれそうなものでなければ、やる気になれないと思うんです。

やったとしても、モチベーションが維持出来なくなるんじゃないかな。

例えば、今の体重が80kgの人が、1か月で10kg痩せて70kgになりたいとして、こんな努力をしろ!と言われたら?

「毎日20kmランニング、筋トレ1時間。食事は毎朝1回のみで野菜だけ。米・肉・魚・酒・お菓子・ジュースは一切禁止!仕事も休んじゃダメ!」

...まあ続く人もいるかもしれませんけど、そのプロセスの厳しさに、やる気を無くす人が大半ではないかと。

だからモチベーションを考えるときには、
「本当にその努力の仕方でいいの? そのプロセスでいいの?」ってことを突き詰める必要がありそうです。